森の歳時記

日々刻々と変化する、森の様子をお伝えします。

〜 2002年12月号 〜


2002年12月28日(土曜日)

今日から河辺いきものの森は、お正月休みに入ります。2003年1月4日まで、ネイチャーセンターは休館となります。

スタッフはその間いませんが、森はいつでも訪れることが出来ますので、気が向いたらお越し下さい。

また、森で珍しいことに出会ったら、ぜひホームページの掲示板(森の伝言板)への書き込みをおねがいします。

では、みなさま良いお年を!

                             (E)

▲今年最後の活動日に火を入れた炭窯です。
今回はモウソウチクが多いので、年明けには良い竹炭が焼けていることを楽しみにしています




        ▲
練習を繰り返すメンバー

           ドキドキ
の演奏
        ▼おもちゃのシンフォニーより

2002年12月23日(月曜日)

今日は、女性弦楽四重奏のグループ「リチェッタ・ムジカ」の皆さんによる、森のクリスマスコンサートが開かれました。彼女達には今年の5月にも来ていただいています。

ぜひ森でクリスマスコンサートを、という昨年からの願いが叶い、夜の森に一足早いクリスマスが、弦楽器の美しい音色と共に訪れました。

ビバルディの四季「冬」から始まり、弦楽四重奏曲などクラッシックの名曲が続いた後は、G線上のアリアなど定番のクリスマス音楽が続きました。

遊林会有志が演奏に参加するという一場面もありましたが、最後には大きな拍手をいただき、一同ほっと胸をなでおろしていました。

                            (E)



2002年12月14日(土曜日)

第二土曜の定例活動日

前日のみぞれ混じりの雨に、今日の活動はどうなることかと思いましたが、雨も上がりまずまずの天気で、寒い寒いと言いつつ40名以上のメンバーが集まりました。

森に環境学習で良く来ていた北小学校の4年生が、初めて参加したりと、新メンバーも加わりながらの作業となりました。

 行われた作業は次の通りです。

1.モウソウチクの伐採
2.切り出したモウソウチクで炭材づくり
3.アラカシなどの伐採
4.落ち葉入れの柵づくり&落ち葉かき
5.丸太はこび
6.料理もちつき!をしておろし醤油で食べたり、雑煮にしたり)

でした。



    ▲慣れた手つきで手返しをする市長さん

▲野鳥観察壁にて
アラカシを伐って、野鳥が観察しやすいようにします。



▲太い丸太も林内作業車(右)を使えば楽々。


▲熊手でせっっせと、落ち葉かき
    
▲炭窯のふたのシートを
      新しいものに張り替えました。


▲この日の参加者でひさしぶりに集合写真を撮りました。
この写真、スタッフ井上がネイチャーセンターの
屋根に上って撮影しています。



2002年12月10日(火曜日)

鈴鹿の山々に雪が積もり、今日は森で初めてあられが降りました。

月曜の休みを挟んで森に来ると、刻々と冬が近づいて来るのがひしひしと実感できます。

最近、ネイチャーセンターの付近でジョウビタキを良く見かけます。大きさはスズメ大。冬に中国から来る渡り鳥です。

近寄ってもなかなか逃げないので、じっくり観察できますよ。



2002年12月4日(水曜日)

モミジの紅葉が終わったところで、タカノツメの葉がひときわ鮮やかに黄葉しているのに気付きます。

三枚の小葉からなる葉の形が、鷹のツメを想像させます。



2002年12月1日(日曜日)

今年も水野政雄さんに来て頂き、落ち葉で工作のイベントを開催しました。

スタッフ佐竹の努力の結晶、どっさり集めた赤・黄色・茶色の綺麗な落ち葉を使って、お面や魚、色々な動物など、思い思いに落ち葉で作品をつくりました。

イベントが終わってから、子どもたちから切り紙細工をせがまれ、一人一人のリクエストに応える水野さんが印象的でした。

作ったものはセンターに展示していますので、是非見に来てください。

水野政雄アートギャラリー 遊童館


▲落ち葉でお面を
作ってみよう



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