森の歳時記

日々刻々と変化する、森の様子をお伝えします。

〜 2002年11月号 〜



2002年11月27日(水曜日)

第四水曜日の定例活動日

昨日の荒れた天気から一転、この日は好天に恵まれました

竹関連の作業がメインで、
・12月の活動で落ち葉かきができるよう、柵の改修
と、
・炭焼き用の竹割り
が、行われました。

前回の活動日に焼かれた炭は、またまた良い出来でした。
集まったメンバー▲
観察会出発前
▲今日の作業は竹がメイン。次回炭焼き用の竹を割る&前に切りそろえていた柵用の竹を運ぶ。 柵の改修の様子▲
▲お昼の準備 炭だし▲




▲ 高さ10cmくらいのキチジョウソウ  
2002年11月26日(火曜日)

 森を歩くたびに、植物の移り変わりの早さに驚かされます。ケヤキ広場のあたりはもう全て葉が落ちています。


 キチジョウソウが咲いています。昔は花が咲くのは珍しいといわれていたそうですが、去年も咲いています。ちょっと暗い所を好むようです。

 そして「モミジの林」で紅葉が見頃を迎えています。
紅や黄色のモミジがいたるところにあり、緑や茶色の森を歩いてモミジの林に来ると、ここだけは別世界です。


 雨風で散ってしまう前に、是非一度訪れて下さい。


 
▼ 今が見頃のモミジの林



2002年11月19日(火曜日)
森はしっかりと冬支度が進んでいます。

イタヤカエデの黄葉(昨年はこんな感じでした)はピークを過ぎて先の方は葉が落ちてしまいました。

イロハモミジの紅葉は、ところどころではじまっていますが、森の西の方にある「モミジの林」の見頃は、もうしばらくしてからになりそうです。

イロハモミジの紅葉しているもの

イタヤカエデの黄葉。
てっぺんのあたりは落葉してしまった。




▲まずは森の観察会。スタッフ井上が案内。

2002年11月10日(日曜日)

 今日はクマさん不在のため、危ぶまれていた里山フォーラム開催日。

 遊林会メンバーの他、近江町やまんばの会京都精華大学の学生さん全国雑木林会議事務局の方などが参加しました。


 ゆっくりと観察会をした後、昼食。その後、横浜の「やとひと未来」事務局長の小林さんの話がありました。

 横浜という都会での保全活動の状況について、田んぼでの体験学習が年に1万人という話など、など。

 少人数でしたが、意見交換会では具体的な質問や、これから考えなければいけない問題点など、内容の濃い意見交換会になったと思います。


▲雑木林会議の宣伝など、昼食。

▲椅子をぐるりと並べて小林さんと意見交換会

▲フォーラム後の焼き芋



2002年11月9日(土曜日)

第二土曜の定例活動日

 夜から強い雨が断続的に降り続いており、もしかして初めての中止か!?と危ぶまれる中、28人のメンバーが集まりました。

 雨のため、用意していた作業メニューではなく、できる作業を考えて行いました。

 行われた作業は次の通りです。

1.炭焼き(これは予定通り)
2.炭焼き小屋の左側に積まれている丸太を50cmに刻む(→いつか、薪割り機にかけたのち、炭に焼く)
3.積まれている長さ90cmの竹を割る(→炭焼きできる材を作る。)
4.料理(おでん・炊き込みご飯・朴葉みそ・焼き鳥など)

でした。


▲雨具がある人は外で作業。丸太刻み。
▲これは予定通りの作業。炭焼き。
▲竹割りの様子。作業小屋の軒先で、雨を避けての作業。 ▲七輪陶芸ならぬ、バーベキュー陶芸。
写真中央下の茶色いのが焼き上がった植木鉢です。




2002年11月8日(木曜日)

 今日は北小4年生のイベント開催の日。

自分たちが、いきものの森博士として保護者を招き森の魅力を紹介するイベントです。

 森のクイズラリー、船流しゲーム、森の案内人など、写真で紹介しきれないほどのイベントが盛りだくさん。

 心配していた天気も良好で、 保護者を合わせ、130人以上の人が訪れました。保護者も子供も、十分に森の魅力を味わい、森のイベントは大成功だったと思います。
▲ 入り口の看板と案内コーナー
▼ 竹の楽器を使った演奏コーナー
▼ 森の食材を使った料理コーナー
▲ ドングリ鉄砲など、竹細工コーナー  ドングリや木を使った木工コーナー
 そして、夜からは岐阜経済大学の森誠一先生による第二回里山七彩「水辺の環境保全〜魚の目線から〜」が行われました。
 ハリヨの専門的な話を延々とされたらどうしよう、という心配をよそに、身近な水辺の環境についてのな話から、とても面白くハリヨの生態についても話をして頂き、参加者もわいわい和やかな雰囲気で講座は進みました。

 森先生も「初めて来たけど、また来たいですね」と話しておられたので、今度は明るいうちにまた来て欲しいなと思います。

 伝言板にも参加者の書き込みがありますので、そちらも見て頂ければ。
 
 森先生による里山七彩



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