里山保全活動団体「遊林会」


やまのこ学習の視察に江島副知事が来られました

2023.09.08

9月7日、滋賀県の江島 宏冶 副知事が、小学4年生対象の「森林環境学習 やまのこ」の視察に、河辺いきものの森へお越しになられました。
子どもたちに「学校は楽しんでいますか?今日も熱中症に気を付けて、いっぱい楽しんでください。」とあいさつをしてくださいました。
最初の森のレクチャー、お箸づくり、クイズラリーを見ていただき、「子どもたちが楽しそうに活動している姿が見られた」とおっしゃってくださいました。

   
限られた時間でしたが、子どもたちと話をしたり、森を一緒に歩いてくださったりしていただき、本当にありがとうございました。

やまのこ学習は、県内に9つある施設で小学4年生に向けて、森林のはたらきや活用などを、体験を通して学習してもらう事業で2007年よりスタートし、17年目になります。
河辺いきものの森に今年は、東近江市周辺の小学校が20校約800人が学習に来てくれます。
クイズラリーやたんけんを通して森を知る活動、そして竹林整備で伐採した竹を活用し、竹工作を行っています。冬になると、薪を拾ってたき火競争をすることもあります。

 
(詳しいやまのこ活動の内容はこちら

先日、保全活動日に伐採した竹も、工作で使用させていただきました!

 
ノコギリやナイフなどの道具を使うも初めてという子も多く、汗だくになりながらも一生懸命、作品を作ってくれていました。

子どもたちは、一日ふりかえっての感想より
・竹工作が楽しかった
・いきものがたくさんいてうれしかった
・いろいろな草や虫がいることがわかった
・竹がいろいろなものになるのがわかって良かった

実際に体験することで、新たな発見や学びがあったようです。
体を動かすことで心も動き、それが子どもたちの経験になっていきます。
今日(小学4年生)はやまのこで「森」について学びました。来年(小学5年生)はうみのこで「琵琶湖」について学びます。そこをつなぐ川の勉強も今後すると思います。
山も川も森も琵琶湖もみんなつながっています。そしてそのつながりの中で私たちの生活が行われています。
この森での経験が、子どもたちの生活のどこかで生かされたり思い出されたら嬉しいです。


最後になりましたが、江島副知事お忙しい中ご来訪くださりありがとうございました。

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