森の歳時記

日々刻々と変化する、森の様子をお伝えします。

〜 2007年1月号 〜



 2007年1月27日(土)

 ワオ!里山2007


 冬の森でも賑やかに楽しもうよ!というシンプルな目的のこのイベント。前夜の大雨がウソのように、晴れました!

 家族で森に来られるように、
@ クラフト作りと
A 薪割り大会
 との2つの内容にわけて行いました。

 一日かけて、森を満喫しました。反響もかなりあり、大人も子どもも両方楽しめるイベントだったと思います。

▲ 薪班。まずは木を倒す所から始めます

▲ 工作班。こちらも森へ素材拾いにいきます

▲ こちらお昼。遊林会自慢の薪で炊くご飯です

▲ 見本を手本に作った後は、好きなものを。

▲ 草原広場で薪がパカパカとわれていきました

▲ これも手作りピザ。窯の焼きたてはたまりません

▲ 取材にこられた記者さんにも体験してもらいます




▲ ナラ枯れ対策は続きます。
特別活動日もいれて、3回目となります

 2007年1月24日(水)

 遊林会活動日


 暖冬を実感できるほど、暖かい日が続いています。
活動日としてはもってこいの天気です。

 今日の作業メニューは2つ。
ナラ枯れ対策と食事班です。

▲ 伐って、運んで。玉切りした薪は重いです。

▲ 遊林会自慢のお昼達。ビ○ルがないぞ?

▲ 棟梁のお手間入りの一品。
しょうがとゆずがほのかに効いた、かす汁です。
 そして遊林会自慢、豪華なお昼のご飯を紹介します。本日は松本隊長に棟梁の強力コンビです。

 上段左から薪で炊いた炊き込みご飯&かす汁、ブリのぬた、干し柿のなます、大根の浅漬け、カブの炊いたの、おから、日野菜の漬け物です。

 ナラ枯れ班も相変わらず良い仕事します。
本日も4本伐り、後片付けもばっちり終えました。
 




 2007年1月13日(土)

 ナラ枯れ対策別働隊

 いよいよナラ枯れ対策として、別働隊が動き始めました。

 大きく成りすぎたドングリの木がナラ枯れで枯れてしまう前に、伐って、萌芽させて、森を若返らせること。
ナラ枯れ対策の最善策です。
そしてまた、里山本来の姿でもあります。

 今日はスタッフを含め、10人体制です。ベテラン10人の作業量は、さすがとしか言いようがありません。片付けまできっちり終わりました。

 始まったばかりの別働隊ですが、まだまだ続きます。
興味のある方は、ネイチャーセンターまで、ご連絡下さい。


▲ 80歳以上、直径約40cm、高さ20mの木でした。

▲ 木のまえで集合写真。
クリックすると、大きくなります。

▲ 作業後の風景。かなりすっきりしてきました。
柴の山もあります。





▲ 鳥の観察会。
コゲラなど、ゆっくりと見ることができました。

 2007年1月13日(土)


 遊林会活動日

 今年初めての遊林会活動日です。
ぽかぽか陽気のなか、フトン屋さんによる鳥の観察会から。野鳥観察壁まで、ゆっくりと冬の森を歩きました。

 そして本日の作業メニューは?

1. コナラ等の伐採
2. 落ち葉かき
3. 竹割り
4. 昼食

 です。

▲ こちら伐採班。いよいよナラ枯れ対策の最善案、萌芽更新です。倒す方向に向かってロープを引っ張り、他の木を傷めないように倒します。

▲ これは玉切り。
幹の太い部分は薪にします。これは虫にやられていない木なので、よい薪になります。

▲ こちらはほだ木。
幹の細い部分や、枝の太い部分はシイタケ用のほだ木にします。

▲ こちら柴山。
一番細い枝の先は柴にしてくくります。手間がかかる作業です。

▲ 落ち葉かき班。交流広場付近で、落ち葉を集めていきます。こちらは子どもが沢山来てくれました。

▲ 伐採班とはいえ、軽作業もあります。
小さい子どももお手伝いできますよ。

▲ 竹割り班。炭焼の過程の中で、最も過酷?な作業。太い竹は思うように割れません。

▲ お昼。今日のお昼は50人弱!ご飯やお雑煮をよそう場所が混み混みです。

▲ 昼食班。おもち炭焼。
鏡開きしたお餅を焼いていきます。凄い数です。
 お昼は新年いつものとおり、お餅の具だくさん雑煮、ぜんざい、千切り大根、豆腐の炊いたの、等々。

 お昼は新年いつものとおり、お餅の具だくさん雑煮、ぜんざい、千切り大根煮、焼き豆腐煮、等々。

 新年の挨拶も含め、作業の進み具合、ナラ枯れの特別活動日の話、ふとん屋さんの交替の話、など笑いと涙のお昼でした。

 そして昼からも活動は続きます。ぐっと冷え込んだなか、きっちりと作業をやります。伐採班はひるからも3本(!)も木をきりました。

▲ 今回の活動日は、家族連れ、子どもたちも沢山来てくれました。子どもだけでも9人!

▲ いつもの昼食あいさつ。
ふとん屋さん、スタッフとして最後の挨拶です。




  2007年1月6日(土)


 新年・冬の森2

 去年はあたたかい日が続いていたので、冬の実感がわきませんでしたが、最近冬らしくなってきました。

 今が一番森が静かな季節です。
虫も葉っぱも動かないので、静かなのでしょうか。

 その静かな森の主役達は鳥達。
双眼鏡がなくても、静かにしていれば、近くで見ることが出来ますよ。

 
▲ ジョウビタキ。こんなに小さい(14cm)のに、北の国から1000km以上の旅をして来るそうです。

▲ 森のアイドル?コゲラ。大きさはスズメくらい。後ろのヒヨドリはハトくらいの大きさです。

▲ こちらメジロ。目の周りの白い丸をアイリングといいます。これはウルシの実を食べている所ですね。



 ▲前の月 | 森の歳時記Top | 次の月▼

| Home |