森の歳時記

日々刻々と変化する、森の様子をお伝えします。

〜 2005年11月号 〜



 2005年11月30日(水)
 
 森の案内人イベント


 総合学習で森に一番多く来ている市内の小学校の総まとめとして、子どもたちがこれまで森で体験・学習してきたことを、保護者に紹介するイベントです。

 イベントは全部で11種類!
子どもたちが自分で企画し、準備、そして当日の今日、です。
 写真を12枚!一挙公開、です!
 

 ▲クイズラリーチーム
いまから森の中の問題を解きに歩きにいってきま〜す

▲開会の挨拶
自分たちのイベントの紹介。
保護者もたくさん来てくれましたよ〜!

▲ バームクーヘンチーム
練習してきた焼き方を親に指導しながら、1時間以上かけて、ゆっくり焼いていきます。

▲どんぐり大百貨店
ドングリコマで楽しんでもらったり、自分たちでつくってもらったり、大忙しです!

▲カモイレブン
森の中にない人工物を探すゲームです。
豪華景品、あり!

▲森の喫茶店
炭火マシュマロと竹コップティーです。
ほぼ全員きたのではないでしょうか?

▲おにぎり屋
竹筒で炊いたご飯に具を入れて売ります!
固いご飯もご愛敬?

▲ツリーを作ろう!
マツボックリを使ってのツリー作り。
かなりしっかりしたものができてましたよ

▲ネイチャーゲーム
箱の中身当てとクイズです。
箱の中身のやつ、咬むかも???

▲森のかわいいおもちゃ屋さん
こちらは森の自然素材(竹・木・ドングリ・実などなど)を使って、オモチャ作りを指導します

▲レインボーリース
枝やつるをもりから拾ってきて、お気に入りのリースを作っていきます。

▲竹工作チーム
お箸、コップ、ドレミの竹、太鼓などなど、これまでやってきた技術を集結します!

 総合の時間を3コマも(!)使い、今日のために準備をしてきました。放課後残ったり、暗くまで準備したりと、かなりエネルギーをかけたイベントです。

 あいにくの天気でしたが、自分のイベントに呼び込みに行ったり、他のイベントを回ったり。

 食べたり、遊んだり、作ったりと、森の魅力を存分に伝えることができたと思います。





 2005年11月29日(火)

 進む紅葉

 いきものの森の一番奥、モミジの林での紅葉が最高潮を迎えています。

 モミジにかかる木を伐ったことで、紅葉が一段と綺麗に紅葉するようになりました。

 今が紅葉の見頃です。
森ではドングリ達の落ち葉が降る、気持ちの良い季節です。




 2005年11月23日(水)

 遊林会活動日

 本日は第四水曜平日作業日ですが、勤労感謝の休日活動日となりました。

 今日は昼食班と草刈り班を残し、全員アオキ退治です。
アラカシを伐って明るくなった森に増えてきたアオキの木を引っこ抜き、抜けないものは、鎌で切ります。

▲アオキ退治班。
握力がなくなり、腰が痛くなります。
それでも昼からもガンバリました。

▲焼き鳥名人による焼き鳥。
正真正銘の、ホンマモンです。

▲こちら和み食事。
新婚さんに夫婦生活のアドバイス?

▲こちら、クマの森講義。
昼から生涯学習カレッジの人たちが参加されました。

▲なにやら熱い会話中。
こちらも潤滑油?で話は弾みます。

▲ 横綱&大関班。
こちらは説明不要でしょうか?
 お昼は差し入れの地鶏を焼き鳥名人の秘伝(!)のタレで焼いた焼き鳥、地鶏の炊き込みご飯、鶏がらスープ、揚げ出し豆腐、菊菜のおひたし、などなど豪華絢爛。

 そして、今日は横綱、大関そろい踏みながら、昼からも作業は続きます。

 スタッフは昼から一時間ちょっと、必死になって900本のアオキを抜きました。単純計算すると、人数15人×2時間×400=12,000本のアオキが退治された事になります。

 来年の春、あらたな植物の芽吹きに期待です。




 2005年11月20日(日)

 森の深まる秋

 このあいだ、初霜が降りたそうです。森でも遅めの紅葉が始まりました。しかし、モミジで言えばまだ5分くらいでしょうか?

 ただ、真っ赤なコマユミ、カキ、シラキ、そして茶色のクヌギやアベマキ達が森に色彩を添えています。

 スズメバチも、カもほとんど見かけません。
森を散策するには良い季節です。寒くなる前に、いかがですか?

 




 2005年11月12日(土)

 遊林会活動日

 心配していた雨も夜のうちに上がり、爽やかな空気のなか、11月の活動日です。
 まずはいつもの通り、観察会。ケヤキの種はどんな風に運ばれるの?ということで、林冠トレイルに登って観察会です。

 今日の作業メニューは?
1.モミジの林、林床管理
2.古い竹の間引き→クラフト材料
3.常緑伐採
4.昼食

 でした。

▲ 林冠トレイル観察会。
ケヤキがタネを遠くに飛ばす戦略の話でした。
それにしても、ケヤキは凄いぞ!

食事班。
鍋を3つ同時並行で作っていきます。
食事班はいつも大忙し〜

竹班。
工作用に、太い竹を切っていきます。
ササは、こんな感じで、ナタで払っていきます

▲ モミジの林・林床管理部隊
休憩時間のミニ観察会。
モミジの林は昼からも作業でした。

▲ 常緑伐採班
木と木の隙間を狙って木を倒します。木を読み、ロープを掛けて、木を倒します。
 お昼になり、途中参加(遅刻OK!)の人が来て、50人弱の人が集まりました。
ご飯は差し入れの鳥を使った鳥鍋、鳥の炊き込みご飯、煮物、芋の天ぷら等などなど。

 ここ最近、昼から作業がなくなることが多かったのですが、今日は昼からも 木登り名人の吊し切り、モミジの林の掃除、伐採、芋掘りなどなど、大忙しの一日でした。

  

▲ 草刈り部隊。
別働隊です。モミジの林、トイレの裏と大忙し。
草刈りすると、森の中に入っていく子どもが増えます。




▲丸いのがタネです
どうせ葉っぱ落とすし、綿毛作るのもしんどいし、羽根代わりに使っちゃおっか!みたいな感じでしょうか?

 2005年11月9日(水)

 ケヤキ大作戦

 今、ネイチャーセンターの周りでは、ケヤキの葉っぱが枝ごと落ちてきます。
しかし、なぜ葉っぱだけ落とさないのでしょうか。
秘密は一緒にくっついているタネにあります。

 植物はタネを運ぶのに風や生き物などを利用します。
風を利用して運ばれる植物は、タンポポ・モミジなど、綿毛や羽根などをもっていますが、なんとケヤキはを羽根代わりにして風を利用しているのです。

 おそるべし、ケヤキ。





 2005年11月6日(土)


 森の野点・たそがれコンサート

 本日は初の試み、いきものの森で野点&たそがれコンサートがありました。

 鈴木さんのお手前による野点と、今井てつさんのシンセサイザーによるたそがれコンサートです。

 秋が深まる森、80人を超える人がお茶となごみの音楽を楽しみました。
 



 ▲前の月 | 森の歳時記Top | 次の月▼

| Home |