森の歳時記

日々刻々と変化する、森の様子をお伝えします。

〜 2005年9月号 〜



 2005年9月30日(水)

 
JICA研修

 メキシコからJICAの研修の一環で、メキシコらからいきものの森に研修にこられました。

 テーマは”環境モニタリング”"自然資源の持続的利用”です。
 
 環境保全、行政と住民との関係、ネイチャーセンター活動状況など、森の事業の実態を理解してもらいました。
 




 2005年9月28日(水)


 
遊林会活動日

 朝、雨がぱらついていましたが、始まる前には上がりました。今回は竹整理一色です。

 伐った時期が悪い、細いなど積んでいた竹を焼き芋の燃料用に切って、割って。

 その他、料理班、機械整備班などなど、です。
 

▲ まずはナタ&ノコギリで適当なサイズに切ります

▲ その後、かけやで叩く、叩く!

▲ お料理班の戦場

▲ サンマ焼き。当然炭焼きサンマです

▲ 機械はお手の物?
 今月は昼からも作業です。

 近くの幼稚園の竹馬用に竹を切り出しに行ったり、竹割りの続きをしたり、滋賀銀行に回収に行ったりと忙しい時間でした。
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 2005年9月27日(火)


 
アサギマダラ来園

 今年も渡りをする蝶、アサギマダラが森に立ち寄ってくれました。

 美しい、ステンドグラスのような蝶で、ひらひらと優雅に飛ぶのですが、今の季節、本州から南の暖かい場所にむけて旅が始まります。
 一番長いものでは大阪から沖縄へ、1600km(!)、17日間の渡りの記録が残っています。

 しばらくの間、森にたちよってくれるかもしれませんね。
 



 2005年9月21日(水)

 去年、みんなで作った河辺の森駅の駅前広場では、ハギの花が満開です。

 沢山植えたヒガンバナはまだ花を咲かせるだけの栄養分がないようですが…

 一度、見にいってみませんか?
 




▲ 今年初。カヤネズミの巣
 2005年9月16日(金)

 台風の雨が終わった後めっきり秋っぽくなり、ドングリたちもぱらぱらと落ち始めました。

 そして!今年に入って初めてカヤネズミの巣が見つかりました。去年、一昨年と、草刈りの時に見つかることが多かったのですが、この巣はまだ使用中のようです。

 カヤネズミは日本で一番小さなネズミで、大きさは大人の親指くらい、体重は500円というサイズです。
 
 秋は子育てのシーズンだそうです。もし見つけても、そ〜としておきましょうね。




 2005年9月10日(土)
 
 
遊林会活動日

 9月、晴天の晴天活動日です。
フトン屋さんの観察会で始まりました。

 本日の作業メニューは?
1.竹林整備班
2.クズいじめ・セイタカ退治
3.ササ機械刈り
4.ケヤキ・水辺ゲリラ
5.昼食


でした。
 

▲ 竹林整備部隊。必要な道具は強固な意志と作業をしながら冗談を言える口、軽トラック、リヤカー、ノコギリです

▲ 遊林会機械部隊。今回は総勢6人で集中的にササ刈りです。今の時期に退治しておくことが大事です

▲ クズ&セイタカ班。一部分を除いて、ブドウの匂いのするクズの花を撃退&ツル外し。ハチに注意です。

▲ お料理部隊。今日はキノコの炊き込みご飯、かもうり汁、カボチャ煮、天ぷら6種、ニラ豚炒めなどなど。

▲ 作業中発見されたウバタマムシ。この森では少ない、松などの針葉樹の枯れ木に産卵するそうです。

▲ ケヤキの林、セイタカゲリラ部隊。
これも終わることのない作業です。

▲ 岐阜から炭焼きを見に来られました。
炭焼名人の解説です。
▲ 食事中の際の自己ピーアール?タイム。新人さんも一人こられました。

▲ 食事風景の一コマ。
 
 9月は午後から作業は始まるのですが、今日の作業日は暑い!しかも蒸し蒸しする〜ということで、今月も半ドンです!

 お昼は作業部隊での報告、新人紹介、森のスタッフフトン屋さん結婚一言もの申すコーナーなどなど。

 人生の先輩の体験談、日本の将来についてなど、壮大に話は進みました。

 そして午後からもぼちぼちと。
食事の片づけ、森に行ったり、ビデオを見たり、と時間は過ぎていきました。

 




 2005年9月2日(金)
 
 
初どんぐり

 まだまだ残暑がきついですが、トンボが山から降りてきたり、セミがだんだん弱ってきたり。虫たちはしっかりと季節に合わせています。

 そして、とうとうドングリが落ち始めました。
去年とほぼ同じ時期です。ちょっと遅いかな?

 どうも落ち始めのドングリは小さめなようです。
いよいよ秋が始まります!
 



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