森の歳時記

日々刻々と変化する、森の様子をお伝えします。

〜 2005年6月号 〜




▲ 湖信さん用・上級編クイズラリー


 2005年6月26日(日)

 湖東信用金庫
里山保全活動


毎年恒例の湖東信用金庫さんのボランティア活動がありました。

空梅雨で雨の心配はないのですが、何しろ暑いです!

汗だくになりながら、木を伐ったり、草を刈ったり、抜いたり…

暑いなか、ご苦労様でした!

 

▲ 
常緑伐採。太いのをやってもらいました。
▲ コツコツと作業を進めます。寄付もいただきました。森のコンサートに使わせて頂きます。





▲ タケ退治。大鎌をもってゲリラ部隊での細いタケ退治です。
 2005年6月22日(水)

 遊林会活動日

 この間に続き、雨空の遊林会です。
しかもこの間よりもじめじめした気候で、汗だくになりながらの作業でした。

 そしてその蒸し暑いなか、昼からも作業は続く。
昼からはタケ退治・草抜き班は水辺の浚渫・掃除部隊に変わり、終了です。


▲ 草刈り機械部隊。ケヤキ・エノキなどを残して、他の草木を刈っていきます。
▲ 草抜き部隊。タケ退治班からの変更部隊です。クズもついでに。


▲ 中学生の職場体験。ナタは無理でも、ナイフは研げる?

▲ 食事班。今回の食事メニューは久々のカレー。
そのほか、ダチョウ卵焼き、豚の角煮などなど。



 2005年6月17日(金)

 初夏の植物特集3

 初夏の植物特集第3弾です。
おまけが一匹。

 そのほか、オオバギボウシ・ホタルブクロ・オカトラノオ・バイカモ・ドクダミ・ネズミモチ…

 白い花達が森を染めています。

▲ 
イチヤクソウ
▲ コウゾの実。ちょっとネバネバしますが、甘みがあります。熟す前は食べられるの?というな(写真上部)姿をしています。 ▲ オバボタル。森林性のホタルで成虫は光らないそうです。この森で夜に光る幼虫の正体は彼だったのかもしれません。




▲ 小雨の観察会。木と草の違い、レッドデータのウメガサソウ、ツチアケビ、などなど…
 
2005年6月11日(土)


 遊林会活動日

 
晴続きの遊林会もやっと?雨です。小雨の中、恒例の観察会から始まりました。雨降りのため、予定していたメニューを変更し、作業開始。

 本日の作業メニューは?

1.竹林管理班
2.セイタカ・クズ退治班
3.草刈り機械部隊
3.食事班


でした。
▲ 竹林管理班。
一年のうち、今の時期の竹林管理が重要な管理となります。適切な密度を守りながら細い竹を切っていきます。
▲ 手抜き班
軽作業と良いながら、結構たいへんな作業です。ジャングルと化した森に入り、クズ、セイタカを退治します。

▲ 森のお話し。作業ではありませんが、森の活動日にはいろんな人が集まり、様々なジャンルの話題がうまれていきます
 作業が始まると雨も小降りになったのですが、レインコートをきているので、蒸されてきて大変!もう梅雨か?というなかでの作業でした。

 お昼は新しいタケノコ料理に加えて、ダチョウの卵焼きなど、新メニューが登場。政治の話(熱い!)から作業の話、酒の話(こっちも熱い!)まで、いつも通りの賑やかさ。


  あいにくの雨でしたが、それでも30人の人が集まるのが遊林会。今日は県立大学生BBCの取材みんなの滋賀新聞などなど、賑やかな作業日でした。
▲ 料理班。ダチョウの卵と格闘中!
▲食事タイム。皆様、語る語る、です。




 2005年6月9日(木)

 初夏の植物特集2

 
初夏の植物特集第2弾です。
ウメガサソウとナツグミはこの森では初めて確認されました。

 他にもホタルブクロ・オカトラノヲなどが咲き始めています。

▲ ソクシンラン
 蘭と名前がついていますが、ユリ科の仲間です。ちょっと見ただけではネジバナに似ています。明るい所が好きなようで、草原広場の中で見ることが出来ます。淡いピンクが可愛らしいですよ。

▲ ウメガサソウ
 イチヤクソウの仲間です。この森では初めて。高さは10cmほどしかありません。しばらくすると花が上を向くそうです。この森では葉がテイカカズラとよく似ているので、紛らわしいです。

▲ ナツグミ
 この森にはグミの仲間でナワシログミ・アキグミとあるのですが、ナツグミはまだ1本しか確認されていません。赤く熟した実は本によって、食べる、食べられないとありますが、渋みはあるもの、食べられるようです。




▲ お得意のカモフラージュ
 
 2005年6月5日(日)

 森のリーダー研修

 東近江市のサマービレッジのリーダー研修を森で行いました。今年初めてのイベントです。

 
 実際に自分たちも楽しまないと、子ども達も楽しんでくれません。かといって、自分だけが楽しむだけではいけないのですが…バランスが大事です。

 とりあえず、今日は自分たちが楽しむイベント。
その目的は、達成できたかな?


▲ 森の講義についてもやります。

▲ 竹の工作、自分たちで材料を切り出します

▲ 竹工作。ハシから始まり、フォーク、竹トンボets…

▲ こちらも定番、焼きマシュマロ

▲バームクーヘンのできるまで。塗って、焼いて、完成!




 2005年6月1日(水)

 初夏の植物特集

 初夏の森を紹介します。
今回は木の花ばかりを集めてみました。


▲ コアジサイ
 今年初めて森で確認された植物です。ヤマツツジを活かす為に木を切り、明るくなった場所に咲いています。アジサイに比べて派手さはありませんが、可憐さはまけていません。

▲ スイカズラ
 黄(金)と銀(白)が一緒に咲くことから別名金銀花とも呼ばれます。花の色が白(咲き始め)から黄色(しばらくたってから)へと変わるというのが不思議です。花の形も珍しい形をしています。

▲ ウツギ
別名卯の花。万葉の時代から歌われている、日本になじみのある植物です。。初夏の代表的風物の一つとされ、白く咲き乱れるさまは、雪、月、波、雲などにたとえられてきました。

▲ イボタノキ
ウツギ(ユキノシタ科・アジサイの仲間)とよく似ていますが、こちらはモクセイ科で、ネズミモチの仲間です。ウツギよりも少し控えめな感じのする花です。




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