森の歳時記

日々刻々と変化する、森の様子をお伝えします。

〜 2005年3月号 〜



 
 2005年3月30日(水)

 春休みイベント開始

 いきものの森、春休みのイベント開始です。
今日は「竹を切ろう!竹で遊ぼう!」イベントです。
 
 今回はイベントチラシを配る枚数を少なくしたので、参加者はなんと3人!常連3人にスタッフ3人というスペシャルなイベントになりました。

 今回はなんと竹ぼうきに挑戦!
なんやかんやで苦戦しましたが、しっかり作れました。

  

▲ まずは竹を切り倒し、運び出します

▲ 一年干しておいたササを切りそろえます

▲ 新聞記者さんの質問に答えている所です




▲ 昔懐かしのドラム缶での炭焼き。
 2005年3月23日(水)

 遊林会活動日

 あいにくの雨模様。
いつもは雨降りでも人は集まってくるのですが、今日は何故か少なめ。それでも10人以上集まりました。
 
 天候と人数の都合で予定していた作業を変更し、全員でキノコの菌打ちをやりました。雨降りで休憩を入れつつ、800個の菌を打ちました。
 それでも雨が強くなり、結局屋根のある所で蒸溜した竹酢液を詰め直しの作業に移りました。

 タールが抜けて色は薄くなったのですが、匂いは健在です。手に付くとしばらく匂いと一緒です。

 別働隊として、炭焼き名人が今度のイベントに向けて、ドラム缶での炭焼きを復活させておられました。

▲ 焼き肉準備。

▲ キノコの菌打ち。
 そして今日のメイン?昼食です。
木登り名人からの差し入れの牛肉があったので、森のシイタケ、森の炭などなどで、焼き肉でした。

▲ 大凧祭りに向けての竹酢液作り

▲ 遊林会初?2回目?お昼の焼き肉




▲ 斜面にあじさいを植えている所です

▲ とりあえず、お疲れ様でした!
 2005年3月20日(日)

 駅前ワークショップ最終回

 いよいよ駅前ワークショップの最終回です。
これからも草抜きや水やりなどの世話はありますが、WSとしては最終回です。

 今回は植物の植え付けをメインに作業しました。
これから春夏秋冬、どんな景色の移り変わりをしてくれるのか、とても楽しみな仕上がりになりました。

 

▲ 道路、一番目立つ所にヒガンバナを植えます

▲ これが現在の駅前広場の姿です。これからどうなるかが、楽しみです



▲ 里山講義。質問コーナー賑やか。  2005年3月19日(土)

 
里山保全活動セミナー

 今日は里山保全活動セミナー初日。
大阪の里山倶楽部の井上さんと元多賀森林組合の前田さんを講師に話し・実技をして頂きました。

 講義は優しく、熱く、話をして頂きました。
やはり実際に活動されておられる所の話は面白いです。

 午後からはナタの研ぎ、ノコギリの手入れ講習。
なかなかこういった機会がないので、よかったです。

▲ 講師の井上さん。面白おかしく話をして頂きました。

▲ ノコギリの手入れ講習



 
 2005年3月12日(日)


 三寒四温の3月。
午後からは雪がちらつく生憎の天気でした。
 いつものように観察会から。今回は萌芽エリアで萌芽と薪1本のエネルギーについて。

 今日のメニューは4つ。

1. しいたけほだ木菌打ち
2. 竹退治・竹林整備
3. 常緑・林床管理
4. 昼食

 です。
炭焼き・整頓別働隊もありました。
▲ キノコほだ木班。100本以上の木に穴開け・菌打ちをやりました。見てください、この達成感!

▲ 常緑・林床管理班。今回のエリアはまだまだ手つかずのエリアでした。まだまだ伐る木はあります。

▲ 竹退治班。午前中はゲリラ退治、午後からはいつもの定例林床管理です。

▲ 昼食班。今回は若手(!?)のヘルプがありました。
なかなか堂に入った包丁捌きでした。
▲ こちらは雨宿り・in・森守堂。やっぱりみんな火遊び好きですね。
 
 今日のお昼はきりたんぽがメインです。前日から仕込んだ鳥だしの効いたきりたんぽが美味しかったです。そのほか水菜の芥子和え(鼻に来た!)、差し入れ2品などなど。

 昼からは天気が崩れ、吹雪?という時もありましたが、普通に作業がありました。
 
作業小屋では昼食居残り班と野田先生による工作、おしゃべりなどなど、思い思いの時間が過ぎていったようです。

▲ こちらは昼からの別働隊。半分腐りかけている、誰も触らなかったスギのお掃除です。
▲ 昼食新人さん紹介。今回は新人さんではないのですが…お昼デビューということで。




 2005年3月8日(火)

春のざわめき

冬の間、森は鳥の声がするくらいでいつも静かです。

 最近になって、森が生きものたちがざわざわとしてきました。

それに合わせるようにして、人の利用も始まりました。

▲ ハコベの花が咲きました。

 気温が上がると、花が咲き、その花粉を運ぶ虫たちが動き始めます。すると、それを食べる大きな虫が動き始め…

 これから森は刻一刻と賑やかになっていきます。


 
 今日は幼稚園と小学校の2組の利用がありました。
明日には、里山保全作業の体験が1組あります。

 人も同じで、暖かくなると森に集まってきます。
 
 暖かい日は、森にきてみませんか?
 



 2005年3月6日(日)

 
竹酢液蒸溜

 これがうわさの蒸留装置です。

 大きな釜に竹酢液を入れ、薪で温度を上げて、液体を蒸気にします。その後、細長いパイプの中を通る間に、水で冷却され、出口で液体になる、という仕組みです。

 出てきた時には綺麗な薄い琥珀色をしています。
まだまだあるので、興味のある方は、見に来てくださいね。
 
▲ 釜焚き。初めてなのに、何故か見慣れた光景です

▲ こちらが冷却パイプ。長さは2mくらいでしょうか。

▲ そしてこれが蒸留後の竹酢液です!



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