森の歳時記

日々刻々と変化する、森の様子をお伝えします。

〜 2002年9月号 〜



2002年9月28日(土曜日)

 ドングリ用植木鉢の生産風景

 森のドングリの苗を販売するための鉢をつくりました。形を揃えるために、ソフトボールに粘土をひっつけて型をとりました。作っているうちにみんな凝ってきて、葉っぱを押しつけて模様をつけたりしていました。

 25日の活動日に焼いた分は、スタッフ泉の試行錯誤でなんとかうまく焼けました。

 これから1週間以上の乾燥の行程に入り、乾燥後、籾殻でさらに水分を飛ばし、里山フォーラムの日に焼く予定です。
(s)



2002年9月25日(水曜日)

 第四水曜の活動日

 この日の作業は、つぼみをつけはじめたセイタカアワダチソウ退治をしました。(左下写真)
 セイタカアワダチソウ退治は根から抜くほうが良いのですが、なんとしても実をつけさせないために、人力と時間を考えて今回は刈ることにしました。
 午前も午後もみっちり刈り込みました。

 右の写真は、どんぐり用の植木鉢を焼こうとしているところです。敷き詰めてあるのは籾殻で、これで粘土を蒸し焼きにして水分をとばします。
 朝、作業をはじめる前に撮った一コマ。


(s)


▲作業のあと、センター前でくつろいでいるときに発見。鉢に植えてあった観葉植物−葉っぱを見ると解るように、この観葉植物はサツマイモの仲間−の根が、鉢から飛び出て地面まで到達。透水性舗装のアスファルトをもちあげ、しっかり芋が実っていました。



2002年9月21日(土曜日)

 この前の作業日に来られた林田の人達が焼いた竹炭出しと残りの炭焼きに来られました。
 
 林田の竹はモウソウチクなので、いきものの森のハチクよりもかなり太い竹炭ができあがりました。

 久しぶりに炭焼き名人も来られ、名人の指導のもと、無事、午後には火入れとなりました。

                                 (K)



2002年9月14日(土曜日)

第二土曜の定例活動日

この日の作業メニューは...
  
 今日の、メイン作業は竹林の整理です。テングス病にかかった竹がまだまだあり、前回同様ファイヤーサークルで焼却処分となりました。


竹林整理はなんといっても人手がいります。
のこぎりで竹を切る人、その竹を運ぶ人燃やす人
秋の気配ただよう森で、みんな額に汗して作業をしていました。
                                 (E)



▲炭焼き小屋の屋根張り
これまで青いビニールシートがかかっていて、ちょっと見苦しかった屋根半分に、トタンが貼り付けられました。
これで、台風が来ても安心です。



 ▼余分な竹を切る


▲さよなら、テングス病!
 遊びにきていた子ども達も作業に参加。竹の焼却に一役かっていました。

▲草原でで外来種の刈り取り
ケヤキの林の草原の強者は、クズ
オオアレチノギク(外来種!)です。綿毛をとばしてしまう前に、と鎌で懸命の刈り取りを行いました。…が焼け石に水、来月の作業に持ち越しです。





▲昼食作り
今日のご飯は、きのこの炊き込みご飯月見団子汁です。白玉のお団子が、なかなか好評で、以前に作ったすいとんとはまた趣が違ったようです。

 
  刈り取った竹の持ち出し
 
 




2002年9月10日(火曜日)

 
午前中、北小の一年生が水遊びにやってきました。

 水遊び初体験、という子もおり、男女入り交じって60人という子供が虫取り、水遊びなどに夢中になっていました。

 ヤゴを素手で捕まえたり、タイコウチを網ですくったり、マツモムシを虫かご一杯に捕まえる子供もいました。


 ソバ観察記(その4) 

 蒔いてから31日目

 ソバの畑もほぼ満開状態です。
森の一角に白いお花畑ができています。     (K)
水辺に群がる子ども達▼

▲もうほぼ満開です

お花畑▲




2002年9月7日(土曜日)

 瓜生津の木村さんのお宅から、お酢を作るのに使っていたを3つもらってきました。
 
早速水を張ってみたのですが、景気よく水が漏れてしいました。しばらくは水に浸けておかないと。

 まだちょっとお酢臭いのもありますが、今から何に使おうかと、みんなで相談中です。

                                 (K)





2002年9月4日(水曜日)

 ピザ窯に引き続き、おくどさんの棟上げが行われました。


      おくどさんの柱はまるいです。

 
 今日は、ピザ窯の時とは違って、ギャラリーも人手も少なかったのですが、山田親方はいつも通り。
 バランスを丁寧に測り、的確な指示であっという間に(それはちょっと言い過ぎ!?)全体像が見えてきました。
 

本日の作業は、ここまで()で終了。
次はトタンはりです!                 (E)



2002年9月3日(火曜日)

ソバ畑、観察記(その3)

・ 蒔いてから24日目

ソバ畑の枠の内側のソバは、ほとんどが花を咲かせています。

                       


 伝言板で河辺のクマ氏が先に報告していた熟したドングリです。まだ森の全域で見られるというわけではありませんが、あるところにはちゃんと落ちています。

 ちなみにこれはアベマキのドングリです。



2002年9月1日(日曜日)

 
暑い、暑いと言いながらも、秋の気配は確実に近づいてきています。

資材置き場の近くにある柿の木には、小さな柿がぽつぽつとなっています。この柿でまた、干し柿を作るのが今から楽しみです!
                               (E)

                       



 ▲前の月 | 森の歳時記Top | 次の月▼

| Home |