森の歳時記

日々刻々と変化する、森の様子をお伝えします。

〜 2002年6月号 〜



2002年6月26日(水曜日)

水曜日、雨が降るか降らないか微妙な天気でしたが、活動へは17人の参加がありました。

作業は、
「昔の仮設トイレの裏の草地で、ケヤキ・エノキ・アキニレ・ムクノキなどが育つように、木に印付け・木の周りの草抜き」、「炭焼き」、「野外におくどさん(かまど)の制作準備」、でした。

「木に印付け・木の周りの草抜き」は、中学生に体験学習で草抜き、竹きりをしてもらったあとの場所です。

残したい木のそばに竹で作った目印をさしていくような微妙な作業は、中学生にしてもらうには難しいのです。





2002年6月25日(火曜日)

今日は、八日市市内・御園小の四年生が森へ来ました。あいにくの雨天でしたが、子どもたちは元気いっぱい。

今月は他にも、八日市市内から北小・聖徳中県内から愛知中、岐阜県から大垣西中・青山中と、総合学習体験学習などでたくさんの学校が森を訪れています。



2002年6月21日(金曜日)

ネムノキの花が咲き始めました。写真は林冠トレールから撮影しました。

林冠トレールに登ると、すぐ手の届くところや、目線より低いところで花が咲いているのが見られます。





2002年6月14日(金曜日)

森で見られる植物を紹介します。

▲ジャノヒゲ
夏に、ヤブランの花の下に隠れるように小さな紫色の花を咲かせる、ジャノヒゲのつぼみができはじめています。
▲クマノミズキ
野神さまのところから、愛知川へ向かう堤防を上ったところで、クマノミズキが大量に白い花を咲かせているのがみられます。



2002年6月12日(水曜日)

森で見られる植物を紹介します。
▲イチヤクソウ
気付いたときにはほとんどの株が花をつけ終えていました。これはたまたま花をつけていたもの。また来年を期待です。
▲オカトラノオ
草原広場で大群落を作っています。一面の花畑は見応え十分です。
▲ムラサキシキブ
秋に、紫色の小さなの実をつけるムラサキシキブが花を咲かせています。実と同じく紫色の小さな花を咲かせています。
▲ネズミモチ
常緑樹に覆われた道を歩いていると、足下に小さな花が落ちていることがあります。その場合、頭上を見上げるとネズミモチの花が咲いてるかもしれません。




2002年6月8日(土曜日)

第二土曜の定例活動日

活動前の自然観察会は、おそらく過去最高であろうという人数が参加。観察会を初めて率いるスタッフ泉の案内で、ところどころで咲いているオオバギボウシや、株が立派に成長したハイハマボッス、ちょうどいい高さに樹液が出ている木に集まる虫(フンコロガシ氏による発見)、竹の根と竹の生え方などを観察してまわりました。
途中、思いがけずギンリョウソウの発見がありました。

この日の作業は、あっちで草抜き、こっちで草刈りと、草や竹の整理作業がメインでした。

今回の作業メニューは...

▲自然観察会。樹液に集まる虫を見る
▲草引き 機械部隊の草刈り▲
▲コウモリの巣箱づくり 満員御礼の作業小屋▲
昼食後の自己紹介・イベント案内
参加者数・約70人




2002年6月7日(金曜日)

木道沿いでオオバギボウシの花が咲いています。



2002年6月6日(木曜日)

森の資材倉庫の前で、ノアザミがかたまって咲いているのですが、最近はいつもここでモンキアゲハが数匹、ひらひらと舞っているのが見られます。



2002年6月5日(水曜日)

岐阜県の大垣西中学校の生徒が、学習旅行で里山保全活動を体験。作業のメニューはタケの除伐と薪づくり。一行はこのあと、USJに向かったのですが、作業の方がおもしろいんじゃないか、との声も聞こえました。



夜は森の居酒屋。メインのメニューは今週末の活動日に振る舞われるタイ風カレー。ココナッツミルクの風味が、ふだん日本のカレーになれている舌に新鮮で、かつ非常に美味でした。(写真は毎回食べているところですが、打ち合わせは、写真を取り忘れるぐらい真剣に交わされています。)



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