里山保全活動団体「遊林会」


森の地蔵盆2026

2026.08.22

昨日は森の地蔵盆「夕食づくりと夜の森たんけん」を行いました。対象は小学1年生~6年生、25人の子どもたちと活動しました。子どもたちは16時に集合し、20時まで森で過ごしました。

▼最初は、蒲生の岡本町にある梵釈寺より、熊倉和尚さんに来ていただき、般若心経を唱えていただきました。

▼和尚さんから、「地蔵盆」についてのお話、みんなのためのお祭りであることや、「お地蔵様」の話、六体地蔵のことや村の端と端にお地蔵様があり、村に悪い物が入ってこないように見守ってくれているなど、いろいろなお話をしてくださいました。

和尚さんのお人柄にもにじみ出ていますが、子どもたちに向けたやさしい言葉でわかりやすく説明してくださいました。


子どもの守り仏であるお地蔵さん、和尚さんのおっしゃっていたように、皆さんの地域にもそれぞれのお地蔵さまが祀られていると思います。ぜひ探してみてくださいね。

熊倉和尚さん、今年もありがとうございました!!

▼次はさっそく夕食づくりです。今日はたき火でご飯を炊きます。
まずはマッチの使い方の説明。やったことのある子、ない子にもわかりやすいように、クイズなどを通して説明しました。

▼説明を聞いた後は実践!ドキドキドキドキ、班のみんなも見守りながら、上手にマッチをすれました。

マッチの練習が終わったら、焚き火台に、①森で一番よく燃えるスギ葉→②スギの細割り→③スギの太割り→④カシの太割りという順番で薪をくべていき、火を大きくしていきます。

▼どの班も、上手にスギ葉に着火させ、うちわであおいで火を大きくしていきました。子どもたち同士、今日初めましての間柄ですが、ご飯を炊くぞ!という使命のもと、協力し合ったり、助言し合ったりする姿が随所に見られました。

今日はお鍋で水を沸騰させ、その中にお米と水が入ったポリ袋を入れて、ご飯を炊きました。

▼着火から、お米が炊きあがるまでは約50分間。暑い中でしたが、火が消えないようにたき火を見守りつつ、班の中で交代して水分補給したり、いきもの探しをしたり…

▼「心を合わせて~」と円陣を組んで「情熱パワーで火をおこす!」

どの班もそれぞれのカラーで、楽しみながらたき火を行いました。ポリ袋は炊飯中にやぶれることなく、無事どの班もご飯を炊くミッションクリア!

▼みんなが炊いてくれたご飯に、森の特製カレーをよそって、今日の夕食の完成!!!

▼「いっただきまーす!!!」

「めっちゃおいし~!!」「森の恵み(木)と大地の恵み(お米や野菜)、それで作ったカレー、全部食べる!」とお腹いっぱいになりながらも完食してくれた子もいました。おかわりをしてくれた子もいました。カレー作りをしてくださった隊長さんたちにも感謝です!

▼ご飯の後は、たき火で真っ黒になったお鍋を洗います。事前にクレンザーを塗ってあったので、新聞紙でこするとするんと汚れがとれるんです。どの子も、手が汚れるのは嫌みたいでしたが、お鍋がきれいになっていく様子が楽しかったようで、一生懸命ピカピカにしてくれました!

▼7時になり、外も真っ暗になってきました。いよいよ夜の森たんけんです。たんけんに行く前に、森たんけんのルートを説明。

▼森に行く前に、夜の森で過ごしている動物のお話と、トレイルカメラに映った動物たちの紹介をしてもらいました。動物たちが動いている夜の森ってどんな感じなんだろうね。

▼班ごとに夜の森に出発!!小さなランタンを手に、いってきま~す!

いざ、森に行くと「目が慣れないから、怖い」「空が見えるところでは明るいし明かりいらない」「隊長ランタンないし、貸してあげるで」「怖いし手つなごう」「歌うたおうか」などなど。作業小屋の光が見えると「なんだ、もう終わり?もっとたんけん行きたかった!」との声も。

▼ランタンは、サインペンとマスキングテープを使い、自分オリジナルのものを作りました。森たんけんにいくのを待っている班、帰ってきた班、それぞれの時間に作成。「温泉に入っている絵を描いたから、それを見たらホッとして森たんけんも怖くなかった」という感想ももらいました。

▼最後、フルーツポンチを食べながら、ふりかえりを行いました。

・カレーがおいしかった
・たき火も楽しかった
・フルーツポンチおいしかった
・大変だったけど楽しかった
・全部楽しかった
・夜の森は怖くて危険かと思っていたけど、カメラで動物がすんでいることもわかったし、行ってみたら意外と楽しかった
・みんなでつくったお米がおいしかった

などなど。
どの班も、この数時間でギュッと仲良くなって、それぞれの楽しかったことや想いを共有し合えていました。そういう姿も見ることができ、隊長たちは嬉しかったです。

和尚さんからお経を唱えてもらうことからスタートした地蔵盆。森で出た葉や木を燃やして、ごはんを炊き、みんなのお腹を満たしました。夜の森たんけんでは、ワクワクとドキドキが入り混じりながら、仲間と協力しながら進む姿がみられました。

夕方から集まって日が暮れていく様子を感じることも、普段はあまり感じられないことじゃないでしょうか。たくさんの非日常の中で、初めてのことも多々あり緊張もあったのではないかと思うのですが、子どもたち一人一人が、みんないい顔をしていてくれたのが印象的です。

今日はまだまだ暑いですが、夏が終わり秋になれば、森の雰囲気もガラッとかわります。ぜひ季節を変えて森にも遊びに来てくださいね!
皆さんの健康と成長を、森のお地蔵さんとともに願っています!!

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