里山保全活動団体「遊林会」


森のクイズラリー・超上級編を開催しました!

2024.03.31

春休みも中盤に入ってきましたね。
今日は朝からポカポカと少し汗ばむような気候でした。
河辺いきものの森では、定番の森のクイズラリーを開催しながら、今日はクイズラリーの「超上級編」を5年振り、そして一日限りで復活しました。

クイズラリー初日は大雨だったり、天気の良くない日が続いていたので例年と比べると参加者が少なく、今日もどうかな?と心配していましたが、始まると同時にたくさんの方が来てくださり受付が混み合うほどでした。

さて、そんな超上級編は問題が20問。1問づつカードになっていて、引いたカードの問題に挑戦していくというもの。超上級編ですので、簡単にできる問題ではありません!友達、兄弟、親子、みんなで協力しながら挑戦してくださっていました。
どんな問題だったのか、少しご紹介いたしますね。

▼顕微鏡の「ファーブル」を使って、植物やいきもののスケッチをしました。植物の茎に毛が生えている様子に気が付き、描いてくれている子が多かったです。

▼「ササ船つくり」。見本のササ船より小さいササ船を作ることができたらクリア!みんな器用で、小さな葉で挑戦してくれている子が多かったです。

▼「なんでもいいからいきものをつかまえてこよう」。ガガンボやサワガニ、中には魚のドンコをつかまえていた子もいました。

▼「竹つみに挑戦」。丸く切った竹を積んでいくバランスゲームです。

▼「竹鉄砲で的あてに挑戦」。これが結構むずかしい。。狙って狙って、当たった時は大盛り上がりでした!

▼「どんぐりつかみにちょうせん」。竹のおはしを使い1分間で10個のドングリがつかめたらクリア!みんな集中して頑張っていました。

▼「えだーる君をつくろう!」。森に落ちている小枝を拾ってきて、枝を手足に見立て、目玉シールを張れば、えだーる君の完成。今にも動き出しそうなユニークなえだーる君がたくさん出来ていました。

▼1問クリアできたら、超上級編冊子にスタンプを押していきます。

▼10問クリアできたら「殿堂入り」☆森の好きな場所で写真を撮って、1枚はプレゼント。もう1枚は殿堂入りボードに掲示させていただきました!
▼「殿堂入り」のボード。実は、遊林会のボランティア会員さんの娘さんが中・高校生の間、毎年描いてくださっていたものなのです。河辺の森にぴったりな優しく素敵な作品なので大切に保管し、今回の超上級編と一緒に復活させていただきました!

▼今日一日で18組の方が殿堂入りをすることが出来ました。10問クリアするには、早くても3時間以上かかるので、クリアできた挑戦者の皆さんはとても嬉しそうでした。殿堂入り、おめでとうございます‼

▼そして、こちらは、朝から挑戦してくれた5人組。終了間際に見事20問クリアすることができました!5人とも、やり切ったいい顔をしていました☆汗をいっぱいかきながら頑張りましたね。おめでとうございます‼

「一日限りの超上級編」には、45人の子どもたちが参加してくれました。
豊かな時代になり、手作りをしなくても遊べるおもちゃや魅力的な遊具のある施設もたくさんあります。超上級編は素朴ではありますが「どうしたら自然の中で楽しく遊べるか?」「子どもたちが喜んでくれるかな?」と思いながら、スタッフが一から問題を考え、パチンコや竹鉄砲なども自然のものを使った手作りのおもちゃになっています。めいいっぱい森で遊んでもらえたことで、自然の中で遊ぶっていいなぁ、気持ちがいいなぁ、また森に遊びに行きたいと思っていただけたら嬉しいなと思っています。また、皆さんの何度も挑戦する姿、楽しむ笑顔、クリアした時の喜んだ顔をたくさん見させていただけて、私たちも幸せな気持ちでいっぱいになりました。
皆さんにとって春休みの楽しかった思い出の一つになっていたら最高に嬉しいなと思っています。
今日はご参加いただきまして、本当にありがとうございました!

定番のクイズラリーは4月6日(土)まで開催していますので、今日、挑戦できなかった方はまた別の日にお越しいただけますと幸いです。
森でお待ちしておりますね~☆

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