里山保全活動団体「遊林会」


布引の森 防災キャンプ

2023.10.22

2023.10.21(土曜日)

東近江市 布引の森では「防災キャンプ」の開催日でした。

アウトドア活動を通じて、楽しみながら防災知識と経験を身につけよう、というこのイベントに小学1年生から6年生まで7名が参加してくれました。

2回に分けて開催される防災キャンプ。初日の今回は朝から森の中での活動でした。

▲先ずは防災アドバイザーの中村さんから、「防災」についてのお話を聞きました。

▲本日の活動フィールドの「西のいっぷく広場」に移動

西のいっぷく広場までみんなで移動したら「目隠しトレイル」をしました。

森の中にジグザグに張られたロープをつたって、スタート地点からゴールまで歩くのですが、最初は普通に歩きます。次に目隠しをして、同じルートを歩きます。さっきは簡単に歩けたルートが思うように歩けません。

足元の不安定さが気になったり、障害物までの距離が短く感じたり、長く感じたり、自分がどの方向を向いているのか分からなくなったり。

日常生活でいかに視覚に頼っているのかが分かります。

▲普通に歩くと障害物も楽々避けることができます

▲目隠しをした状態では、足元や周囲の状況を慎重に確認しながら歩きます

 

次は「ロープワーク」

輪っかを作ったり、木にロープをくくりつけたり、2本のロープを繋ぐ結び方を練習しました。

覚えたロープワークを使って、みんなの基地になるテント(ツェルト)を立てました。

▲テントはグループに分かれて、協力しながら立てました。

▲お弁当は自分たちが立てたテントの中で食べました。

みんな「テントの中、暖かい!」と言っていましたが、そうなんです。薄く軽い布ですが、このような布切れ一枚があるだけでも、非常時の体温低下を防ぐことができるのです。

▲「あったかーい!」テントが立てられなくても、包まるだけでも体温低下を防ぐことができます。

 

午後からは「ロープを使って斜面の昇降」を体験しました。

先ずは緩斜面でしっかり練習。その後は急斜面にチャレンジ!!

ロープを使えば急な斜面も安全に登ったり、降りたりすることができました。

▲全員見事に急斜面もクリア!

▲ロープにつかまらずにクライミングする子も!ロープが無いと登るのが難しい!

▲自由時間には太いツルにぶら下がったり、木登りしたり、スラックラインをして楽しみました

 

▲最後はみんな泥んこになりました。

来週は防災キャンプ2日目。火起こしをして、ごはんを作る予定です。

みなさん また、来週!!

一覧に戻る