里山保全活動団体「遊林会」


夏休みイベント「森の工作室~竹で風をおこそう~」

2023.08.03

 

今日、8月3日(木)は低学年向けの夏休みイベントである「森の工作室~竹で風をおこそう~」を開催しました。
イベントの内容は、扇風機の羽根の部分、持ち手用の穴が開いた竹、ひも、プラスチック板をノコギリやボンド等で加工し、手回しの扇風機を作るというものでした。

▼最初は回る部分にビーズと固定板を付けます。

▼次は扇風機の羽根の部分にひもをくくりつけてボンドで固定していきます

▼羽根の部分ができたら今度は土台作り。スタッフがノコギリの使い方を説明してから、自分たちで竹を切っていきます。切る場所は2か所で、土台の部分に加えてひもに付ける輪っかも作っていきます。1か所目はぎこちなかった子も2か所目を切るときにはすこし自信をつけて上手になっていました。みんな班の中では知らない顔同士のことが多く、はじめはすこし緊張した様子がでしたが、ノコギリを使いだしたあたりから協力したり、笑顔が多くみられるようになった気がします。

▼土台ができたらスタッフにドリルで下に穴を開けてもらいます

▼穴が開きました

▼土台のひもを通す用の穴からひもを出し、羽根の部分を先ほどあけた穴に通します。回る部分に紐が付いた状態でひもを通すのがなかなか難しいですが、見事に全員できました!

▼ひもを通したら先ほど切った輪っかを取り付けてひもが巻き込まれないよう、なおかつ引っ張りやすいようにします。

▼輪っかを付けたら固定板をテープで土台に貼り付けます。

▼もう少しで完成!ひもを引っ張ったらしっかり回ります。

▼あとはプロペラづくり。プラスチックの板を切り抜いてプロペラを作ります。

▼切り抜いたプロペラをくっつけます。

▼仕上げにお絵描き。自分好みの色や模様で扇風機を飾り付けていきます。

▼手作り扇風機、完成!

▼机に設置された風車にむかって扇風機をお試しで使ってみます。回るかな?

▼完成した扇風機を持って記念撮影!みんなそれぞれ個性ある扇風機になりました。

▼最後はがんばったみんなに風車を一つづつプレゼントしました。

終わりの振り返りでは、ノコギリを使った感想を聞くと、
・楽しかった
・こわかった
・初めて切った
・もっと切ってみたかった
・結構力が必要だった
という意見を聞かせてくれました。
「工作自体の難しさはどうだった?」と聞くと、「簡単だった」と言う子が多かったですが、「難しかった」という子もいて、意見が少し別れました。しかし、「扇風機を作れてうれしかった?」という問いかけにはほとんど全員が「うれしかった!」と答えてくれました。
参加者の皆さま、本日はご参加いただきましてありがとうございました。8月22日(火)には高学年向けの夏休みイベント、「森のレンジャー体験~水鉄砲づくりと水辺調査!」も行いますので、そちらについてもまたご報告させていただきます。

 

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