里山保全活動団体「遊林会」


保全活動(河辺いきものの森)&そとイコ!

2026.01.11

昨日1/10は午前は新年1回目の河辺いきものの森の保全活動、午後は「そとイコ!」を開催しました。

▼午前の保全活動の前半はスタッフ山北による「かるたあそびと野草摘み」の観察会でした。挨拶の後は「新年かるた大会」が行われました。このかるた、河辺の森の野草を題材にした山北の手作りかるたなんです!野草に詳しくなれる「かるたあそび」いいですね~♪

▼かるたの中の野草で食べられる種類があります。少し過ぎてしまいましたが、1/7の七草粥を食べる日にちなんで今回は森の野草を摘んで食べてみることにしました。

▼センター近くにあるバケツを見るとまるでお盆のような立派な氷が張っていました。寒~い朝だったので周りには霜も降りていましたね。

▼草の上も一面の霜!食べられる野草を探しながら、綺麗な霜の姿も楽しみました♪

▼摘んだ野草は、左からヨモギ、オランダガラシ、ハコベ、ミツバの4種。綺麗に洗ってからお湯でサッと茹でると、ふわっと草の香りがただよいました。
▼茹でた野草を芋お粥に混ぜて、「河辺の森の四草粥」の完成‼

▼さぁ、みんなで試食タイム♪野草の香りただようお粥はとっても美味でした~!

▼あっという間に完食です‼そして、忘れずにお決まりの完食ポーズです(笑)身近な野草を知り、摘んで食す。とっても贅沢な時間でしたね。ご馳走さまでした☆

▼観察会の後は保全活動ですが、その前に野神さまに新年のご挨拶に行きました。今年もみんなで楽しく、安全に森の保全活動ができますように。よろしくお願いいたします!

▼今回の保全活動の作業は落ち葉かきでした。このエリアは2019年に萌芽更新したエリアです。木を伐ったことで地面に陽の光が当たるようになり、シュンラン(写真真ん中)やヤブコウジ(写真下)、ジャノヒゲ、ツリガネニンジンなどの下草が増えてきています。今後も下草が順調に生育するように落ち葉をかいて地面に光るが当たるようしましょうと説明を聞きました。

▼大人も子どもも一緒に協力をして落ち葉をかきました。バックいっぱいになった落ち葉はカブトムシベットの入れました。

▼落ち葉をかいていると葉っぱの中にいたクビキリギスを見つけました。

▼地面に落ちていたヤママユ。中から出た気配のない繭。この時期に繭から出ていないということは、もしかしたら死んでいるのかも?中を開けてみると蛹の姿が!でも、やっぱり生きている様子はありません。思い切って蛹の中を開けてみると…なんと、中から幼虫が!「え~ッ‼」とみんなでびっくりした瞬間でした。種類までは分かりませんでしたが、どうやらヤママユに寄生した寄生バチだったようです。いきものたちにとってどちらが良いのか分かりませんが、せっかく繭の中で生きていたのにごめんなさいね。

▼さて、午後からは「そとイコ!」を開催しました。このイベントは東近江市のエコツーリズム(http://higashiomi-ecotourism.blog.jp/ )の一環として取り組んでいます。
今回は「親子一緒に河辺の森温泉をつくろう!」がテーマ。定員5組でしたが、体調不良で欠席もあり親子3組8名の方がご参加くださいました。挨拶の後は、「今回は東近江市産の杉の間伐材と森の保全活動の伐採木を活用し、足湯のためのお湯を沸かします。電気、ガスではなく薪を使うことは地球にとっても優しいことなんですよ」とお話させていただきました。

▼1年に一度だけ現れる幻の⁉河辺の森温泉。センター裏に設置された足湯専用の浴槽に張った水の温度は11℃でした。触ってみると、「うわぁ~冷た~い!」

▼この水をお家のお風呂と同じぐらいの40℃まで、薪と薪ボイラ―で沸かしていきます。

▼薪ボイラーにスギの葉、柴を詰めたら、マッチで点火です。マッチを擦るのもドキドキ、火がつくかどうかもドキドキ。たくさんのドキドキの瞬間でしたね☆

▼薪に火がついたら、さらに小枝、細めの薪をくべて火を大きくしていきました。

▼お湯が沸くのには約1時間かかるので、その間に「火吹き竹」を作成です。

▼竹を切った後は、竹の節を抜き、筒底にドリルで穴を開けました。

▼完成した火吹き竹を使って、薪をさらに燃やしていきます。上手に息が吹けると「ゴォーー!」と音がしましたね!

▼浴槽の水をかき混ぜ、温度もマメにチェックです。じんわりじんわり、温かくなっていきました。

▼待っている間に薪割りに挑戦。玉切りにしたスギの木をオノで割った後はナタでさらに細かく割っていきます。慣れてこられると「パコーン」と気持ちよく薪が割れていました。親子で息を揃えて、上手に薪割りを楽しまれていた姿にほっこりしました♪

▼3家族でこれだけの薪が完成しました。乾かした後は森の事業などで使用させていただきますね!

▼予定通り、約1時間で足湯のお風呂が沸きました!全員では入れないのでローテーションで足湯体験です。足が冷たくなっておられたと思うので、皆さんとても気持ち良さそうでした。
 
▼そして、足湯に入りながらのお楽しみも♪今回は五個荘産の安納芋を森の薪で焼いた焼き芋に、「かなめかふぇ」さんが八日市南高校さんとコラボで作られた「八南ミルク」のジェラート添え、大人の皆さまには「建部コーヒーロースターズ」のコーヒーをご一緒にお楽しみいただきました。

▼「ん~!美味しい~♡」と皆さん。喜んでいただけて良かったです!

▼ローテーションの間は森たんけんも楽しみました。モグラの掘った土を触ってみたり、木の実でお絵かきや真っ青のジャノヒゲの実でスーパーボール作りをして楽しみました。保護者の方は「ガイドさんのご案内の森たんけんは色んなことをその場で教えていただけて、驚きもありとっても楽しかったです!」と嬉しい感想をお伝えくださいました☆

▼「いつも16時すぎになると、シジュウカラやエナガたちがこの木に集まってくるんですよ。鳥たちがやってくると時計を見なくてもだいたい16時頃と言うことが分かるんです。今日は見れるかなぁ?」とお話していたら、16時15分にシジュウカラの群れがやってきました!タイミングが合わないと見ることができないので皆さんに見ていただけて良かったです♪

朝はものすごく寒かったのですが霜が綺麗で青空がひろがり、お天気も良かったので気持ちの良い一日になりました。午前と午後とお越しいただいた皆さまにとって、森で楽しくすごしていただけたお時間になっていたら嬉しいなと思います。私たちスタッフにとっては盛り沢山な一日になりましたが、皆さんと森ですごすことで新たな発見や感動がたくさんあり、刺激の多い一日をすごさせていただけました。こうやって森と人は育まれていくんだなと改めて感じた一日でした。保全活動もそとイコ!もご参加いただきまして、本当にありがとうございました☆また、皆さまとお会いできる日を楽しみにしております!

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