里山保全活動団体「遊林会」


保全活動活動(河辺いきものの森)

2025.09.13

今日、9月13日は河辺いきものの森の保全活動日でした。
10名の方がご参加くださり、事務局スタッフ5名とインターン2名を合わせて17名での活動となりました。

《本日のメニュー》
・セミの観察会
・カナダモとり@センター裏
・草刈り(機械刈り)@水辺の林

観察会のテーマはセミでした。担当者によると本当はカマキリでやりたかったそうですが、それはまたのお楽しみで……

▼これはセミに関する○×クイズの様子。鳴く音が3種類もあるんだそうで、あの音はそういう意味だったのかという納得感を得ることが出来ました。○×クイズもっとやりたかった(‘ω’)

▼その後は森へ蝉獲りに。しかし、高いところにいて、なかなかに難しい。まず鳴き声を頼りに、どの木にとまっていそうか探すのも難しい。声は聞こえるのに姿はみえぬ……

▼それでも、なんとか捕まえることが出来ました。そして、じっくり観察👀

▼セミの抜け殻で何のセミか見分ける。「見分けるぞ!」という気持ちで見分けると、見分けられるそうです。意気込みって大事だね(*‘∀‘)

▼途中参加の彼も抜け殻観察。

▼資料と実物を見比べて、見極める。なかなか高度なことしていますよね。

▼羽根はステンドグラスみたいで綺麗なのです。顕微鏡で見るとなんでもおもしろい。

ラジオ体操(関西弁ver)のあとは二手に分かれて作業をしました。
・カナダモ抜き@センター裏
▼水面を覆う藍藻の類ですが、手で取るにも指の間をすり抜けてしまいます。ここまで綺麗にとれたのはパスタ用湯切り鍋のおかげでした。こんな使い道があったとは(/・ω・)/

▼こちらはカナダモ。いきものが残存していないかチェックしながらの作業。

▼レスキューされたタイコウチ。

▼大きな大きなカメ(クサガメっぽい)もいました。人が近づくと、鬱陶しかったのか、水の中へと逃げていきました。その動きは、まあまあ早かったです。のろまなカメじゃなかった!

・草刈り(機械刈り)@水辺の林
▼草丈が伸び、地面と川の境目が分かりづらくなっています。主に、カラムシ。

▼綺麗に刈れました。少数精鋭3名でなかなかに広範囲での作業だったのではないでしょうか。おつかれさまでぇす(・´з`・)

▼たくさん体を動かしたあとは、ホッと一息つく時間もあります。汗をかくと、いつもよりしょっぱさを強く感じますよね。

▼フレッシュ♪フレッシュ♪フレ~~~~~ッシュ♪

▼最年少の参加者さんとセミさん。ゆびでつんつん。怖くなさそうだね(*´▽`*)

今日は曇り空で日射しは強くありませんでしたが、湿度が高く、蒸し暑い日でした。
たくさんのご参加ありがとうございました。

〈参加者さんの感想〉
・カメがあんなとこにいて(会えて)うれしかった
・カメを持ってみたら、重たかった
・セミが苦手だったが、「探すぞ!」という気持ちで探したり、「見分けるぞ!」という気持ちで観察をしたら、視界が広がった
・保全活動に初めて参加したが、自然も学べるし、清掃活動もできて、とても気持ちが良かった
・やっぱり観察会は新しいものを知れるし、オオカナダモがいっぱいとれて楽しかった

次回は9月18日(木)です。まだまだ厳しい残暑が続く中での活動になりますが、ご協力いただけますと幸いです。
皆様のご参加、お待ちしています!

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