
保全活動日(河辺いきものの森)
2026.03.19
本日は河辺いきものの森の保全活動日でした。
昨日から降りつづいた雨は、活動を始める頃にはあがり、薄曇りの中での活動です。ボランティアメンバー6名とテクセンドフォトマスク株式会社の従業員1名が来てくださり、スタッフ5名を合わせ12名での活動になりました。
【本日のメニュー】
・センター裏の林内整備
今日の最初の話では、事前にスタッフが伐る木に黄色テープ、残す木に青テープをつけてあること、狭い範囲での活動になるので、焦らず丁寧に声を掛け合ってやりましょうとお声がけさせてもらいました。
▼早速スタート!こちらはチェーンソーで太めの木を伐り倒していただきました。

▼手動チェーンソー!木を伐る名人ノコギリなのにとてもスピーディーに木を伐り倒してくださいました。

▼そんなみんなのがんばりを、クビキリギスさんが見守っています。

▼このエリアは、手を加えていなかった場所でもあるため、木々が重なり合って生えています。光があたらない枝は、枯枝となっています。高枝切りノコギリで枯枝の伐採も行いました。

▼林冠がすっきりしたと思ったら、明るくなった林床には、常緑樹の実生やササがたくさん。こちらも丁寧に刈りとりました。

マークをつけていた木々を伐採するのは午前中で終了。
▼お腹もすいたところで、本日のお昼ご飯は、地元の方に頂いたお野菜が入った、粕汁とほうれん草のお浸し、ご飯です。今日も美味しいご飯、ごちそうさまでした!

▼午後からは、伐った木の後処理を行いました。まっすぐな幹は工作で使用し、太い部分は乾かして薪にします。

▼最後は木道の上を掃除。森だけでなく作業した場所も来た時より美しい状態にして、時間ピッタリに作業終了です。

バッサリ!スッキリ!という感じとは少し違うのですが、木が茂り、混んでいたところに風と光を当てる、また残していきたいサクラなどの木の周りをスッキリさせ、一定の常緑樹は目隠しや生き物の隠れ場所として残すように作業しました。全て伐ろう!はとってもわかりやすい活動ですが、今日のようにこれは残す、これは伐ると考えながらする作業は大変なこともあったと思います。それでも、「ノコギリをたくさん使って木を伐れて、楽しかった」という感想もいただきました。
ご参加いただいたボランティアの皆さま、今日も本当にありがとうございました。
作業が終わった後、ここ数年の恒例になってきましたが、滋賀県立大学環境科学部環境生態学科の学生さんによる、卒論発表会を開いていただきました。2023年から、河辺の森の枯死した竹林を中心に籠谷先生、荒木先生の研究室の学生さんが研究をしてくださっています。

(写真は籠谷先生)
この森には2020年に花が咲き枯れて放置している竹林、2023年に花が咲き枯れ、枯れた竹を伐採した竹林、枯れた竹を残した竹林、いまだに開花していない竹林と、同じハチクですが、さまざまな環境の竹林があります。それらの場所でどんな違いが見られるかを、様々な方法で調べ、開花し枯れてしまった竹林がどのように変わっていくのかを研究されています。
実際に自分の家に竹林を持っているボランティアさんからの意見や、花が咲いたら実ができて、種ができないのか?など質問なども飛び交い、この森を通してまた新たな知識のつながり、人々のつながりを感じることができた良い時間でした。
▼また、滋賀県立大学は今年度開学30年とのことで、本を出版されました。その中でこの森の実習風景も載せていただいたようです。記念に本も寄贈していただきましたので、森の図書コーナーに並べさせてもらいます。30年、おめでとうございます!これからもよろしくお願いします!

次回の保全活動日は3月25日(水)になります。
スタッフ一同お待ちしております。




