里山保全活動団体「遊林会」


保全活動日(河辺いきものの森)

2025.10.22

急に寒くなりましたね。じっとしていると手足が冷たくなってくるような日でした。
今日は彦根市内の小学1年生の校外学習の対応と保全活動の2部隊での活動になりました。
保全活動には10名の方がご参加くださり、事務局スタッフ3名を合わせて13名での活動となりました。

《本日のメニュー》
・竹伐り
・倒木処理
・サルオ周辺(ケヤキの林付近)の整備

▼まずは、竹伐りから。先月行った第2駐車場横の竹林伐採です。今回も地主様と近隣住民の方の許可をいただき伐採させていただきました。伐採した竹は来月の滋賀県の森林学習「やまのこ」の竹工作で使用させていただきます。

▼伐った竹は子どもたちが使用しやすい長さに切り揃えていきます。

▼たくさん伐らせていただいたので枝葉は軽トラ山盛り2杯分になりました!

▼今日は約30本伐らせていただき、よい竹材をたくさん確保できました。地元の皆さま、ボランティアの皆さま、ご協力いただきまして本当にありがとうございました!

▼竹伐りの後は倒木伐採をしました。大木になったカラスザンショの根元に虫が入ったようで枯れてしまったようでした。
 

▼サクラの木がカラスザンショの下敷きになり折れそうになっていたので救出していただきました。

▼同時にアベマキの木の枯れ枝を高枝ノコギリで伐っていただきました。枯れ枝は落下してくると大変危険なので、伐っていただいてホッとしました。このアベマキの木、この森で一番太いくて大きいのではないかと思います。とても立派で美しい木です。

▼こちらも、あっという間に軽トラ山盛り2杯分の枝葉になりました!ここで、一旦、お昼休憩。

▼今日のお昼ご飯は、タコさんウインナー付きカレーライスでした。大人になってもウインナーがタコさんになっていると私は嬉しいで~す♪

▼午後からは猿尾(サルオ)周辺(ケヤキの林付近)の整備をしました。この付近には2年前に兵庫教育大学の小倉先生、琵琶湖博物館の歴史学の学芸員の島本さんたちが新たに発見された猿尾(サルオ)があります。昔々、水を防ぐために作られた小さな堤防なのですが、森が茂ったことで誰にも知られず長い間ずーっと眠っていた猿尾なのです。現在、琵琶湖博物館「川を描く、川をつくる」の企画展示でも紹介されています。猿尾を見学してもらいやすいように、以前伐った木が萌芽している箇所を伐りました。

▼雨が心配されましたが途中から小雨になり、作業を中断せずにすんで良かったです!

▼工作に使えそうなところは枝を払い、材用に残しました。

▼ちょっと分かりにくいですが、小高くなっていところが猿尾です。ぜひ、本物を見に来ていただけると嬉しいです。

▼最後は全員で集合写真を撮りました☆

今日は気温も低く、雨も降ってきて作業日和ではなかったのですが、皆さまのご協力のお陰で色んな作業を段取りよく進めることができました。
学校の対応や様々なイベントがいつも安全に実施できているのは、保全活動にご参加いただいているボランティアの皆さまのお陰です。本当にいつもありがとうございます。
今日も楽しく、安全に活動できて、良い一日でした!ご参加いただきまして、ありがとうございました。

次回の保全活動は11月8日(土)です。この日は長年お世話になっております、湖東信用金庫様との合同の保全活動日となっております。
通常通り9時から始めますが観察会は行わず、全員で作業のみ行います。終了は11時半となっております。
皆さまのご参加をお待ちしております。どうぞ、よろしくお願いいたします。

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