里山保全活動団体「遊林会」


保全活動日(河辺いきものの森)

2025.09.25

お彼岸辺りから急に涼しくなりましたね。森では夏の終わりを知らせてくれるツクツクボウシの声が響いていました。
さて、今日は河辺いきものの森の保全活動日でした。ボランティアメンバー5人とスタッフ3人を合わせ8人で活動をしました。
同時に近江八幡市内の小学1年生様が校外学習でご来館くださいました。子どもたちがくさはら広場で大きなどんぐりを拾い、森の中を散策していく元気な姿を見送りながら、保全活動を進めました。

今日は草刈り(機械刈り)と手刈りの2班で頑張りました!
まずは、草刈り班から。
▼森の南口の入り口の立派なケヤキがあります。その周辺のササを刈りました。ケヤキの雄大な姿を近くで見ていただけるようになりました。

▼センター裏の水辺の草刈りは子どもたちが森散策に行っている間に段取りよく済ませてくださいました!

▼センター前の水辺もすっきり☆

▼下の水辺にはクズ、アレチヌスビトハギが繫茂していたので、こちらもすっきり刈っていただきました。水辺をぐるっと回りやすくなりました。

こちらは、手刈り班。
昨年、大きなアラカシの木を伐採したのですが、木は生きているので周りから小さな芽(ひこばえ)がたくさん出てきます。放っておくと、また元通りになるので、小さなうちに伐ってしまいます。

▼こんな感じです。

▼こちらは、2002年にネイチャーセンターが出来る前に炭を焼いていた「炭窯」です。色んな木が生えて姿が見えなくなっていたので伐っていただきました。

▼遊林会の歴史を伝える大切な炭窯が見えるようになりました☆

▼もくもくと伐っていたら、軽トラ約4杯分の伐採木になっていました‼薪や材に使えそうなところは大切に使います。

▼保全終了の森。みんなで「森がすっきりしたなぁ」「爽やかになったなぁ」と言いながら作業を終えました♪シェルター裏が気持ちのよい場所になりました。ぜひ、歩きに来てください。

▼休憩時間には、水辺の橋の修繕完成を見学に行きました。「ああ、ここはこうしたんか!」「これ、大変やったやろ?」とDIYが大得意な方たちばかりなので話が盛り上がっていました♪

▼樹上性と言われるアマガエル(「ダーウィンが来た」で知りました)本当に木をよじ登っていきました‼

今日は涼しいかと思いきや、結構蒸し暑い日になり、汗をかきながらの作業になりました。
草刈り班、手刈り班、どちらも予定通りの作業ができ、大変助かりました。ご参加いただきまして、ありがとうございました。
これから毎日、校外学習の受入れが始まります。私たちスタッフはボランティアさんのご協力のお陰で来館する子どもたちに安心してガイドができます。いつも本当にありがとうございます。
また、次回の活動もよろしくお願いいたします!

 

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