里山保全活動団体「遊林会」


保全活動日(河辺いきものの森)

2025.06.25

今日は河辺いきものの森の保全活動日でした。
11名の方がご参加くださり、事務局スタッフ5名を合わせて16名での活動となりました。

薄曇りで陽はかげっていたのですが湿度が高く、蒸し暑い日になりましたが夏は草がどんどん伸びるので前回の保全活動日に引き続き草刈りを行いました。

《本日のメニュー》
草刈り機チームと手刈りチームに分かれて、それぞれ違うフィールドで草刈り・笹刈り作業を行いました。

▼まずは朝のミーティングです。今日の保全活動の内容と目的をお伝えしました。また、本日はレイカディア大学から5名、聖徳中学校からの職場体験で2名の方が参加してくださいました。

▼草刈り機チームの午前の作業内容はドングリ広場の笹をはじめとした下草刈りです。

▼ドングリ広場は周囲が囲われていて風が通らず、皆さん汗を滴らせながらの作業です。

▼こんなにすっきりと刈っていただきました。ありがとうございます。秋に子どもたちがどんぐり拾いに訪れる姿が目に浮かぶようです。

▼草刈り機チーム午後の部はモミジの林に移動です。作業前にエリア内になる危険木(倒れる恐れのある木)をみんなでチェック。木の根元に木の粉が散らばっていて、幹にあちこち穴があいています・・・
 

▼モミジの林は刈るところと刈らないところをエリア分けして刈りました。だいぶ茂った所も刈って頂いてこちらもすっきりしました。
 

▼中学生の2人は余分なひこばえをノコギリで伐ってくれました。「ノコギリで伐るのが大変だったけど楽しかった」「伐った所が明るくなった」との感想でした。保全活動の面白さを少しでも感じてもらえたなら良かったです。

▼手刈りチームは午前、屋外トイレの奥の林で笹刈りです。

▼後日このあたりは草刈り機で全体を刈る予定ですが、その際誤って保全したい植物まで刈ってしまわないように、イチヤクソウなど保全したい植物の周りを気をつけながら丁寧に刈っていただきました。

▼午後は保全したい植物などに使う目印の杭を竹を斜めに切って作りました。斜めに切るのって意外と難しいですよね。

▼作った杭は水辺に生息する希少種のハイハマボッス周辺に打ち込み、保全区域が分かりやすいようにしました。

本日も暑い中みなさんありがとうございました。十分に休息をとってください。

今回のトップ画像は職場体験に来てくれた中学2年生のお2人です。自然の中で働いてみてどうだったでしょうか。

さて、次回の保全活動日は7月12日(土)です。
内容はスタッフによる観察会と保全活動となっております。
7月からは暑さを避けるため午前のみの活動となります。
ご参加いただけたら幸いです。
お待ちしています。

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