
保全活動日(河辺いきものの森)
2023.08.11
今日、8月11日(祝・金)は河辺いきものの森で保全活動日でした。
いつもは毎月第2土曜日に活動していますが、明日(8/12)は休館日となるため、日程を変更して行いました。
また、熱中症を考慮して、観察会は行わず朝の涼しい間に保全活動を行いました。
今回はスタッフ含め15名での活動になりました。新人さん親子や学校生活で忙しい中、久し振りに来てくれた高校生もいて、わいわいアットホームな一日でした!
活動内容は水辺整備隊、竹林整備隊、草刈り隊(機械刈り)の3チームに分かれて行いました。
▼水辺整備隊は、希少種のハイハマボッスを保全するため、その周辺に生い茂っているクズ、キショウブ、スギナ、チクゴスズメノヒエを抜きました
▼この時間はちょうど日陰になり、涼しい中で作業ができました。川の中のサワガニやヤゴを探した、冷たい水で涼を取りながら楽しみました。
▼バケツいっぱいのクズ(左)とチクゴスズメノヒエ(右)。短時間でしたが、たくさん抜いてくださいました。増えすぎないように短時間でも少しずつ抜くことが森の保全につながります。
▼草原で赤ちゃんカナヘビに出会いました。バケツの中は大きなサワガニがたくさん入っています。
▼クズが覆いかぶさっていたハイハマボッスですが、丁寧に抜いてくださり、しっかり光が当たるようになりました。ありがとうございました!
▼竹林整備隊は第3駐車場側で活動しました。あまり整備に入っていない場所なので、竹林に入りにくくなっていました。枯れた竹を伐りながら、材にする竹も伐り、整備を進めました。
▼竹林から引っ張り出してきた竹の枝を落とし、小分けにしていきます。
▼たくさんの材が取れました。竹を伐るシーズンではないのですが、この後のイベントややまのこ活動の工作の材として活用させていただきます。ありがとうございました!
▼第2駐車場からの入り口の竹林の草刈りを、ベテランボランティアさんにお願いしました。すっきりと刈ってくださり、ありがとうございました!
▼保全活動の最後はそれぞれの部隊の報告会を行っています。暑かったけど、冷たい水の中のいきものやカナヘビつかみをしながら、暑かったけど楽しく頑張れたことを報告してくださいました。
今日は観察会がなくなり残念でしたが、早い時間から活動ができたので、皆さまにとっても無理なく活動ができたようで安心しました。
森は生きていて、夏場は草も木もぐんぐん大きくなりますので、少しずつでも手を入れることが大切です。
猛暑日でしたが、保全活動にご協力いただきまして本当にありがとうございました!皆さま、お疲れ様でした。
次回の河辺いきものの森の保全活動日は8月17日(木)です。
時間は、熱中症を考慮し9時~12時までとなっておりますが、熱中症警戒アラートが発令しましたら、時間を短縮して活動を行う予定にしています。
ご予定の合う方はご参加いただけますと幸いです。
どうぞ、よろしくお願いいたします。