里山保全活動団体「遊林会」


保全活動日(河辺いきものの森)

2024.07.13

今日、7/13は河辺いきものの森の保全活動日でした。
15名の方の参加があり、スタッフ含めて総勢20人での活動となりました。

まず初めは、森の観察会から。
今回はスタッフ熊木による「カタツムリ」でした。
スライドを使ってカタツムリの話を聞きました。

▼カタツムリにオスメスはあるの? 1時間で進む距離は? 右巻きカタツムリと左巻きカタツムリがいる!? フタをもつカタツムリがいる!? 卵をそんなところから生むの!?
などなど、身近な生き物ですが知らないことがいっぱいで「へぇ~そぉなんだ!」な話を聞きました。

▼話を聞いた後は、カタツムリを探しに森へ Let’s GO!
ニイニイゼミの抜け殻を見つけました!地面にはセミの幼虫が出てきた穴があいていました。

▼カブトムシ!!の頭を発見。何者かに食べられたみたいです。
食べたのは、カラス?フクロウ?

▼大きなカナヘビを捕まえました!なんと脱皮の真っ最中!全長は22㎝ありました!

▼カナヘビの抜け殻。指の先まできれいに残っています。

▼肝心のカタツムリはと言うと、もちろん見つかりました!
作業小屋につれて帰って、観察会。カラの入り口にある呼吸孔で息をする様子や、足(腹足)が動く様子などが見れました。
 

 

観察会の後は、保全作業です。

▼まずは、ラジオ体操。

▼本日の作業メニューは、ササ刈り(仮払い機)隊と、ササ刈り(手刈り)隊の二種類。

▼ササ刈り(仮払い機)隊
2019年の萌芽更新区域のササ刈りを行いました。
ササの中にホタルブクロ、ツリガネニンジン、オニユリなどの残したい植物も生えています。それらは竹柵で囲ってあるので、それ以外の場所を仮払い機で刈りました。

▼before

▼after

▼ササ刈り(手刈り)隊
モミジの林の木の下にはヤブランが群生しています。その中にササがところどころ生えているのでカマや剪定ばさみを使って手刈りをしました。
秋にはヤブランの花が一面に咲くのでぜひ見に来てください!
 

▼作業中に出会ったカマキリの赤ちゃんとカナヘビさん。
 

▼最後には、タマムシにも出会うことができました!
 

ご参加いただきまして、ありがとうございました!
来月の土曜日の活動は8月10日です。ぜひご協力いただけると嬉しいです。次回もお待ちしております!

一覧に戻る