里山保全活動団体「遊林会」


保全活動日(河辺いきものの森)

2024.04.24

本日(4/24)は河辺いきものの森の保全活動日でした。
8名の方と事務局スタッフ3人を合わせて11人での活動になりました。

活動内容は、薪を積んでいる棚の屋根作りと、竹の楽器づくりを行いました。

▼ネイチャーセンター裏では、パレットに薪を積んでいます。屋根がないため屋根作り。どういうのが良いかみんなで意見を出し合います。

▼よし、つくろう!となったら材料集めから。いくつかはこちらで事前に用意していたのですが、さすが遊林会メンバー。壊れてしまったベンチを見つけ「これ枠組みに使えるやんか」とばらしはじめました。

▼職人揃いのメンバー。水平もしっかりはかります。

▼波板にトタン釘を丁寧に打ち込みます。

▼完成!薪棚がグレードアップしてより素敵になりました。ありがとうございました!

▼薪棚番外編。荷物置きに使っていたベンチも作業中に壊れてしまいました。壊れないよう強力な筋交いをいれていただきました。これで心配なくベンチに腰掛けていただけます。

▼もう一つの班は竹の楽器づくり。ネイチャーセンターの入口に、長さのちがう竹がぶら下がっておりその竹を叩くと音がなるんです!しかし、日に日に変色していくので、数年毎に新調しています。今日は「絶対」では無く「だいたい」音感をお持ちの参加者さんがおられたので、その方に音を聞いていただきながら新しくしていきました。

▼最初はとりあえず竹をたくさん伐っていき、その中から音階になりそうな竹を選んでいきます。
音を聞いて「あと5mm短くかな」と言うと「まかせて!」と伐ってくださる、2人のコンビネーションは素晴らしかった!
 

▼出来上がったものは、センター入口だけでなく、森の木々にも設置できるよう、ロープを通してあります。とりあえずで簡易で作業小屋の椅子にぶら下げて演奏会!

▼お昼からは、椅子にぶらさがる竹の楽器を見て、専用のスタンドを作ろう!ということになり、アラカシの枝とベンチの廃材で、これもイメージはハンモックスタンドのようなものと伝え、みんなで材を見ながら「こうしよう、あぁしよう」と相談しながら形を作っていきます。
   

途中スタッフから「大きすぎたらしまう場所がないから、組み立て式、もしくはコンパクトになるのでお願いします」という注文が入り「えぇ~!?」という声もありましたが、そこは職人達、希望通りの作品に仕上げてくださいました。

▼竹の楽器もスタンドも、素敵なのが出来上がったでしょう! ちなみに竹の「楽器」ですので、とっても愉快なメロディを奏でることができます!今年のゴールデンウィークには森の中に設置し、多くの方に音楽を奏でて頂こうと思っていますので、お楽しみに♪
   

▼今日は「大人の森あそび」を開催しており、「春の森たんけんとよもぎもちづくり」が行われていました。その参加者の方達が作業に参加した皆さんの分もよもぎもちを作ってくださいました。「お餅が分厚い!売ってるのはもっとうすいやろ!美味しいわ」と皆さん絶賛でした。ありがとうございました。

今日は、作業小屋付近での活動で、万歩計の数字はいつもより少ないなとおっしゃっていましたが、様々な作品を創り上げてくださり、みんな満足したお顔をされていました。最後は美味しい旬の物でお腹も満たして「楽しいなぁ」という声もいただきました。
私たちスタッフもとっても楽しい時間を過ごさせて頂きました。ありがとうございました!

次回の保全活動日は5月11日(土)9:00~12:00です。(9:00~10:00は観察会)
皆様のご参加をお待ちしております!

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