里山保全活動団体「遊林会」


保全活動日(河辺いきものの森)

2024.01.18

今日は河辺いきものの森の保全活動日でした。
雨の森でしたが7名のボランティアさんが来てくださり、スタッフ合わせて11名で活動しました。
午前は草原広場のロープ内の整備、午後からは薪割りを行いました。

▼このエリアにはカヤネズミが棲んでいるのですが最近は巣が見つからず、ここ数年整備ができていなかったのが原因かもしれません。カヤネズミが棲みやすいように、増えすぎたタラノキ、ゴンズイ、イタドリなどを伐採し、次回の活動で草刈りができるように整備をしました。

▼大きくなりすぎたゴンズイを伐りました。この辺りはヤマジノホトトギスが自生していますが、木が生い茂り暗くなっていたので花が咲きにくくなっていました。明るくなったので、ヤマジノホトトギスの株が大きくなるといいなと思います。

▼こちらも茂りすぎたユキヤナギ。思い切って散髪をしました。

▼枝を間引いたので風通しも良くなり、すっきりしました。根元に生えていたサネカズラも見えやすくなりました。

▼タニウツギは山地性の植物で河辺いきものの森で大切にしている木の一つです。枝が混みあっていたので、間引き剪定をしました。春に咲く花姿が楽しみです♪

▼ロープ内整備が終わった後は、実生から育ったドングリの木に光を当てるための整備をしました。

▼ドングリの木を育てるために常緑樹のアラカシを伐採しました。

▼before アラカシが茂り、実生のドングリがその勢いに押され傾いて育っています。

▼after アラカシを伐採したので、実生のドングリの木々に光が当たるようになりました。

▼おそらく樹齢80歳くらいのドングリの木(アベマキ)とその下に樹齢3~10歳ぐらいのドングリの幼樹たち。人間で言うと、ひいおじいさん(ひいおばあさん?)と孫たちのドングリファミリーが現れました!

▼小雨の降る中、丁寧に作業していただきまして、ありがとうございました!

▼室内では大豆の選別。地元の方が、森に来る子どもたちに食べさせてあげて欲しいといってくださったので、豆を鞘から出す作業を手伝っていただきました。

▼綺麗な大豆がたくさん。地道に作業していただき、ありがとうございました。

▼午後からは薪割りをしました。やまのこキャンプやモリイコ!事業などのたき火体験で子どもたちが使用するものです。

▼玉切りのものは斧で4分の1に分けていきました。

▼約1時間でこんなにたくさんの薪を割ってくださいました。

今日は一日雨が降っていましたが、たくさんの方に来ていただいたお陰で予定していた作業を全て終わらせることができました。
雨が降るとなかなか外出しにくいなか雨合羽を着て活動にお越しくだり、皆さまのやる気が伝わってきて、とても嬉しかったです。
そして、今日の活動もとても楽しかったです。
ご参加くださいまして、本当にありがとうございました!
次回の活動は1月24日(水)です。皆さまにご協力いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。

一覧に戻る