里山保全活動団体「遊林会」


代表理事がシャクナゲ賞を受賞しました!

2024.03.23

滋賀県では公益財団法人滋賀県緑化推進会の協賛を得て、毎年緑化功労者「シャクナゲ賞」の知事表彰を実施されています。この賞は、地域の緑化や森づくりに長年地道に取り組まれ、模範として特に功績のあった方に贈られるものです。令和5年度は当団体の井田三良代表理事が選ばれ、3月21日(木)に滋賀県庁にて「シャクナゲ賞」の表彰式がありました。

▼表彰状の授与

▼記章の授与

▼左から江島副知事、井田代表理事、櫻田理事長(滋賀県緑化推進会)

▼ヒノキから作られた木の表彰状

ご歓談の時間に江島副知事からは、「うっそうとしていた森を今のように整備し、長い間守っていただきありがとうございます。いきものの森は生態系が豊か。この森を子や孫へ残していただきたい」とお言葉がありました。
井田代表理事は「物づくりの会社に就職しましたが、地域の自然観察会などに参加したこともきっかけとなり、小学校の教職員となり人づくりの社会で生きていくことに変わりました。遊林会は発足して25年になり、メンバーも年を取ってきています。この団体を未来につなげていくため、事務局の若いスタッフが経験を積み、成長していけるように、あまり前には出ずに何かあったらフォローする形で見守っています。そのほうが遊林会も発展していくと思います。次の世代をつくる子どもや若者の育成が大切で、そういったことを含めて環境学習が大切だと思います。シャクナゲ賞の受賞は「まだまだがんばれよ!」と自分を励ましてもらっている気がします。」と答えられていました。

井田代表理事は遊林会初代のメンバーであり、仲間と共にコツコツとした活動を続けこられました。その活動があったからこそ、今につながっているという歴史を見つめながら、次世代につなぐ大切な架け橋を担ってくださっているのだと実感した表彰式でした。

人づくりの大先輩として、時にはアドバイスをしていただきながら、これからも遊林会の活動を見守っていてくださいね。
私たち事務局も代表理事、またこれまで遊林会を応援してくださった方たちの思いを引き継ぎ、豊かな里山を、そして遊林会を未来につなげていきたいと思っております。

この度の受賞、本当におめでとうございました‼

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