里山保全活動団体「遊林会」


モリイコ!くぬぎ隊 第2回

2024.06.15

今日はモリイコ!くぬぎ隊の第2回でした。

今回のテーマは「いきものつかみ」。

午前は森たんけんとミッション①をしました。ミッション①「いきものをさわってみよう」では5種類(カナヘビ、トンボ、チョウ、カタツムリ、ダンゴムシ)のいきものをさわる練習をしました。午後のミッション②は「いきものを20しゅるいつかまえよう!」でした。プラスチックのいれものに見つけたいきものをつかまえていきました。

▼早速森たんけんに出発!ネイチャーセンター前で見つけたのは、トゲトゲで黒とオレンジ色のツマグロヒョウモンの幼虫。

▼ぷにぷになので触っても大丈夫というお話をきいていたので、見た目にもためらうこと無くみんな触っていました。手のひらや腕を歩き回ってこしょばい~!

▼「トマトのにおいがする!」と葉っぱのにおいが気に入ったようで、おひげのように鼻の下にずっとつけていてくれました。

▼水辺では「アワフキムシ」のお家を発見!みんなでそっと泡をさわってみました。

▼川ではサワガニがたくさん見つかりました。小さくて可愛いものや、大きなものなどいろいろ!「カニのはさみがハートの形をしているよ」と、なんともキュートな気づきをしてくれました!
  

▼ミッション①のいきものをさわる練習です。カナヘビをやさしく触れ、子守唄を聞かせてくれています。

▼どの子もみんな、5種類のいきものぜんぶさわれました!トンボは羽をチョキの指で持ちます。トンボを近くで見たのが初めての子も多く、足の毛なども観察してくれていました。

▼お昼ご飯の後は、先月めっちゃ楽しかった「お尻スタンプ」に再挑戦!毎月、参加する子たちが増えていきます。来月は何人が挑戦するでしょうか…!

▼女の子たちはお尻ではなく、お手てでスタンプ!上手にイスにスタンプできました。

▼午後のミッション②。森にいきものをつかみに行く前に、どんなところにいきものが住んでいるかな?と考えてから出発しました。

▼透明のカップを使っていきものをつかまえました!!!

▼「すご!」何かと思ったら、隊長たちでもあまり見たことのないヘビトンボの成虫!

ヘビトンボは、幼虫時代を水の中で暮らしていて、成虫は10日ほどしか生きません。ヘビトンボの幼虫は川の指標生物で、きれいな川の上流や渓流にすんでいます。この森ではなく、きっと森の隣を流れる愛知川の上流で幼虫時代をすごしたんだと思います。愛知川がきれいな川ということですね!

▼またまた「すご!」なものを見つけました!ヤマナメクジです。とっても大きなナメクジ。今日は2匹も見つけましたよ。
  

▼捕まえたいきものを観察中。気に入ったいきものはいたかな?

▼今日みんなでつかまえたいきものの種類と数を数えました。結果は32種類60匹でした。

▼捕まえたいきものたちは、「さようなら」「ありがとう」と森にかえしに行きました。次に会うときはもっと大きくなっているいきものもいるはずです。

最後に今日の感想を聞いてみました。
・いろんないきものに出会えてよかった。
・ミッションをみて、20しゅるいのいきものは無理かと思っていたけど、見つかって嬉しかった。
・ヘビトンボ見つけられた、ずっと一緒にいたかった。
・ヤマナメクジ捕まえられた
・お弁当が美味しかった
・お昼のお尻スタンプが楽しかった
今日も一日森で過ごして、森のいきものたち、そしてくぬぎ隊の仲間たちとより仲良しになれたみたいで、隊長はとても嬉しく思いました。

次回、モリイコ!くぬぎ隊第3回は7月6日(土)。川での活動を行います。気温も高くなってくるので、水に入ったら気持ちいいでしょうね!セミの鳴き声も聞こえるかな。
それでは、次回も元気いっぱいのみなさんとの活動を楽しみにしています!

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