今日は、あべまき隊第8回目の活動日でした。

今回のテーマは「森のサンタクロースになろう」。

午前中は森へ行き、ミッション①「森をプレゼントしよう！」を発見。お家の人へのプレゼントとして、オーナメントとヨモギのせっけん作りをしました。オーメントは、森で拾ったお気に入りの葉っぱと枝を使って作りました。ヨモギのせっけんは、第1回目のモリイコで集めたヨモギを使って作りました。
午後からは、ミッション②「森にプレゼントしよう！」。森で落ち葉かきをしました。

▼ファイヤーサークルで火を焚いていたので、みんなで薪を１本ずつ入れて暖まりました。

▼シェルターの下に行くと、ミッションを発見！今日のミッションは「森をプレゼントしよう！」でした。お家の人にプレゼントするオーナメントを作るために、お気に入りの葉っぱと枝を拾います。

▼枝を探していると、バットにちょうどいい枝を見つけたため、ドングリで野球をしました。上手に打てるかな？

▼持ち帰った葉っぱと枝は、マスキングテープや毛糸でつけていきます。

▼葉っぱをつけた後はモールやラッピングタイで飾りつけていきます。オーナメントができたら、メッセージカードも書いていきます。みんな一生懸命に感謝の言葉やかわいいイラストを書いていました。

▼次は、ヨモギのせっけんを作っていきます。使うのは、初めてのミッションでみんなが集めたヨモギです。ヨモギを使う説明をすると、「だいぶ前にとってきた」「雨の日にとった！」と言っていました。写真は第1回目のモリイコのものですが、天気までちゃんと覚えてくれていました。

▼ヨモギのせっけん作り。まずは、せっけんの素となる素地に、乾燥させたヨモギ、ヨモギオイル、水適量をジップロックに入れてこねます。

▼材料が混ざったら、今度は袋から出して直接こねていきます。粘土のような、不思議な感触をしていましたね。
こね続けて、まとまってきたら好きな形にします。

▼できたせっけんを袋に入れて、オーナメントをつけたら、完成！
1週間ほど乾燥させたら、せっけんの出来上がりです。ヨモギのせっけんには、血行を促進して体温を上げる効果があります。これからの季節にピッタリなので、ぜひお家で使ってみて下さい。

▼午後からは、今日2つ目のミッション「森へプレゼントをしよう」。何をしたら良いかは、隊長がパネルシアター「～たねこちゃん～」で、説明しました。

「冬になると、木々の葉っぱが落ちて地面に積もります。落ち葉の下には、たねこちゃんがいます。このまま春になると、落ち葉に日の光が遮られてたねこちゃんが十分に成長することができません。そこで、たねこちゃんが元気に成長できるように、冬の時期に、子どもたちが落ち葉かきをして落ち葉を取り除いてあげるます。そうすると、春にたねこちゃんが元気に花を咲かせ、その花にチョウがやってきて、さらにカナヘビ、カマキリ、鳥など、色々ないきものたちがたくさん集まってくるんだよ。落ち葉かきをすることが、森にプレゼントすることになるんだよ。」というお話を聞きました。

▼お話を聞いたあとは、班ごとに分かれて森に隠された落ち葉かきの道具を探しに行きます。どこに隠されているかは、暗号に記されていました。

▼道具発見！班のメンバーで協力して、全部で4種類の道具を見つけ出しました。

▼道具を全て見つけたら、他の班と合流します。パネルシアターで出てきた運び方で、「えっさ、ほいさ」とかけ声をかけ合いながら運んでいきます。

▼カブトムシのベット周辺には、シュンランなどの春に花を咲かせる花が多くあります。そのたねこちゃん達のために、カブトムシのベット周りをみんなで落ち葉かきしました。

▼集めた落ち葉はグリーンバックに入れていき、いっぱいになったらカブトムシのベットへ投入します。入れた落ち葉は腐葉土に変わり、カブトムシ幼虫の大切なエサになります。

▼最後に、みんなでカブトムシのベットの中に入りました！落ち葉をかけ合ったり、落ち葉に埋もれたりしてフカフカの落ち葉の感触を楽しみました。

みんなに今日の感想を聞くと、
「落ち葉のプール楽しかった！」「落ち葉かき汗かいた」「めっちゃ楽しかった」「オーナメントいいのできた！」「せっけんこねるの楽しかった！」等でした。落ち葉かきの感想を聞いた時は、「つかれた～」「大変だった」という声が多かったですが、作業中は終了間際になっても、「まだ終わりたくない！」「あと100分やりたい！」とものすごい勢いで頑張ってくれていました。今日みんなが頑張ってくれたおかげで、落ち葉の下にあったたねこちゃん達に光が当たるようになりました。きっと来年の春になったら、綺麗な花が咲いていろんな生き物が集まる場所になっていると思います。

さて、次回のあべまき隊は2024年の1月7日(日)です。次回はもしかしたら雪の中での活動になるかもしれません。暖かい格好をして、また元気に森に来て下さいね。少し早いですが、皆さま、よいお年を。