里山保全活動団体「遊林会」


もりのニューイヤーコンサート開催しました♪

2025.01.16

1月12日に第43回もりのニューイヤーコンサートを開催いたしました。「ニューイヤー」コンサートは43回のうち初開催です。
今回で森のコンサート3回目の出演となります「オール滋賀レディース」の皆様による、華やかでほっとするコンサートとなりました。
このコンサートは湖東信用金庫さんからのご寄付をうけ開催させていただきました。ありがとうございます。

今回のコンサート、いつもとは違うスタイルでスタートいたしました。
演奏者の方の前にあるものは…石油ストーブ。そして、オール滋賀レディースの皆さまの服装も「人生で初めてよ」とおっしゃっていましたが、ご本人の洋服で登場です。

と言いますのは、実はコンサート会場である河辺いきものの森で電気のトラブルがあり、ホールの暖房器具が、薪ストーブと石油ストーブのみという状況の中、また、照明も楽譜を照らす手元灯のみという薄暗い中で、リハーサルを行っていただき、開演の準備をすすめていました。

来ていたただく観客の方々には事前に諸事情をお伝えしたうえでお越しいただいたのですが、本当に皆さまの日々の行いのおかげで、開場10分前に無事、電気が復旧し、明るい中でのコンサートをスタートすることができました。

ただ、照明はつきましたが、ホール内におかれたストーブだけでは暖かさの確保が十分できていなかったこともあり、オール滋賀レディースの皆様には、お洋服のままで前半は演奏してくださいました。

休憩をはさみ後半からは、なんとドレス姿で登場!
観客のみなさまも嬉しいサプライズに歓声があがりました。

弦楽四重奏「オール滋賀レディースの皆さま」
左より:1stバイオリン安藤佳子さん 2ndバイオリン川端直子さん
チェロ城甲実子さん ビオラ清水豊美さん

今回のプログラムは、ニューイヤーコンサートということで、「春の海」やウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のニューイヤーコンサートでお馴染みの、ヨハンシュトラウス一家の名曲などを演奏してくださいました。
他にも男はつらいよの寅さんのセリフを言ったり、ラデツキー行進曲では手拍子をしたりと、開場にいる全員で作りあげるコンサートとなりました。

アンケートには…
・新春にふさわしい曲ばかりで楽しませていただきました。
・手で弦をはじく音に感動…(ピチカートポルカ)
・各曲の裏話を聞けてより作曲者を身近に感じられて嬉しかったです。
・森の中での演奏会、自然の中で良い気分です。
・美しく青きドナウの曲の調べが森によく似合っていました。
・素晴らしい演奏には心に響くものがあるんだなと思いました。


演奏者の皆様からの曲のお話や作曲者のエピソードを聞けるのも楽しみの一つです。

いつもとは違う状況の中、逆にそれを楽しみながら、「忘れられない一日になった」と言ってくださったオール滋賀レディースの皆様には、本当に感謝いたします。
彼女たちが「譜面が見られたら、演奏は可能!」という素晴らしく心強い力添えがあったおかげで、来ていただく皆様にも失礼がないように、お迎えするためにはどうすればよいかをスタッフみんなで考えて、動いてコンサートを実施することができました。

来てくださった観客の皆さま、演奏をしてくださったオール滋賀レディースの安藤さま、川端さま、清水さま、城甲さま、電気復旧のために携わってくださった多くの方々に、御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

森のコンサート、今後も開催していきたいと考えておりますので、詳細が決定次第、このホームページや遊林会Facebook、チラシなどでお知らせさせていただきます。楽しみにお待ちくださいね♪

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