
そとイコ!~井野さんと「虫つかみ&観察会」~を開催しました☆
2025.10.18
このイベントは東近江市のエコツーリズム(http://higashiomi-ecotourism.blog.jp/ )の一環として取り組んでいます。
今回は「井野先生と虫つかみ&観察会」がテーマ。
講師はこれまで何度もお世話になっております、現役の小学校の教師であり、日本自然保護協会の観察指導員、夏休みに開催される希望ヶ丘の自然塾の昆虫担当の講師も務めていらっしゃる井野勝行先生を講師にお招きしました。
怪しい天気の中、市内の親子9組24名の方がご参加くださいました。
▼遊林会代表理事の挨拶。森に来るときの服装のお話もありました。

▼講師の井野先生。虫つかみ名人でもあり、歌とダンスもお上手なんですよ(*‘∀‘)

▼これから虫つかみをする場所がどんな場所なのかをお話しました。

▼いざ出陣!!!と思いきや……

▼虫網の使い方を説明中。虫の動きに合わせた使い方を分かり易く教えてもらいました。


▼早速何かを捕まえました。

▼大人も真剣(‘ω’)

▼子どもも真剣(^O^)/


▼捕まえるとうれしいYO((*´▽`*)

▼家族で協力☆

▼こりゃあ、もうローラー作戦ですね

▼捕まえた生き物たちをこどもたちも仕分けました。写真と見比べながら置いていきます。その後は井野先生とスタッフが仕分けの最終チェック。

▼仕分けが終わったら、井野先生による解説。最初は椅子に座っていた子どもたちも、みんな先生の近くへ。その後は……

▼興味のあるいきものについて本で調べたり……

▼触れ合って仲良くなりました(≧▽≦)

この森のルールは、つかまえたいきものは必ず逃がすこと。
観察会が終わったら、みんなでいきものたちを森へ返してあげました。
虫カップという狭い場所から解放された虫たちは、自由に空を飛んでゆきました。
▼井野先生から参加者へのプレゼント。手作りの折り紙の青いトンボとススキの葉で作ったバッタ。ちなみに昨年は赤トンボでした。来年は黄色かな?オレンジかな?楽しみですね☆

本日の感想(アンケートより抜粋)
【おこさん】
・大きいバッタをつかまえられたこと
・虫つかみ楽しかった
・カナヘビ見つけられて楽しかった
・カブトムシの幼虫が大きかった
【保護者】
・エコツアーを通じて子どもとのコミュニケーションが取れた
・カブトムシの幼虫が見つかるとは思わなかったのでおどろきました。
・虫にそこまで興味なかったのにカマキリに触れるようになっていた
・さわるの苦手だけど、初めてカップを使ってつかまえられたこと。娘と協力して捕まえられたこと
今日は朝から雨が降ったり止んだりして、イベントの時間帯は大丈夫だろうかと心配していましたが、なんとかもってくれました。
井野先生のお話では、今日のように雨で森がしっとりしていると、いきものたちは喜んでいるそうで、そのおかげか、
なんと、今回は39種類101匹のいきものたちに出会うことが出来ました。
(ふり返りでは67種類と伝えていましたが、スタッフの計算間違いで、写真を見直したら39種類でした。すみませんでした。)
「小さないきものたちがますます住みにくい環境になっている。そうしてしまったのは人間。だから、今一度考えて欲しい」というお話が最後にありました。
ちいさないきもの、いのちに触れあうこと。その中で、時には、誤ってあやめてしまうこともあるかもしれないが、それも大切だと井野先生は言います。
いきものたちは、ものを語りませんが、多くの事を私たち人間に教えてくれます。
みんな、地球に生きる仲間です。みんなが、生きやすい、そんな世界が広がって欲しいですね☆
最後になりましたが、井野先生には今回も大変お世話になりました。本当にありがとうございました。お陰さまで無事にエコツアーを終了することができました。
そして、ご参加いただいた皆さま、ボランティアスタッフとして関わってくださった皆様も本当にありがとうございました。
それでは、また森で出会える日を楽しみにしております!
