河辺林通信−−−建部北町の森から
’99.1月号

皆様に支えられ
来年の1月もやります。

  心配なのは天候です。

森の中でのささやかな新年会を考えています。

 12月の作業日は、淡海生涯学習カレッジや建部北町の研修とぶつかり、いつもの顔が見えなくてさびしい思いもしましたが、永源寺町から自前のチェンソーを持って参加された山口さんほかの新人の参加もあり、幸い天候にもめぐまれて、それはそれで楽しい作業になりました。当日は、「困ったときの何とか頼り」とかで、撮り貯めのなくなったBBC放送が取材にやって来ていました。(残念ながら、この通信が届く頃には、放映が終わってしまっていますが。12月16日午後9時55分より)

 森の入口の朽木には、キクラゲ、スギヒラタケ、作業をしている場所までの途中の林床には、真っ白で大きなオオイチョウダケが踊るように輪になってたくさん生えているのが見つかりました。西村さんの解説により食菌であることがわかると、参加しているみんなの目の色が変わってきました。急遽、山田君が鍋やうどん、調味料の仕入れに走り、北町の小林さんからの白菜の差し入れ、西村さんの持参されたナメコという具合に準備が進んでしまい、私も車にコンロを持参していましたのでキノコ鍋をつくることとなってしまいました。今回は、午後に河辺林に関しての県の自然保護課の事業が予定されていましたので、作業は午前中のみとしていましたが、コンビニのおにぎりと合わせてキノコ鍋で昼食をとることにしました。作業後のその席で出て来たこと、「1月はもちを入れた鍋やな。」「やっぱり、ぜんざいですよ。」「ぜんざいやったら、わしは別にするわ。」「1月は9日やな。」という具合でした。・・・・・結 論、年の初めで実施を迷っていましたが、1月も9日に定例の作業を実施するということと、その時の昼食には温かい鍋を用意するということです。キノコ(雪の中でも発生するのがあるようですが)はないと思いますので具の持参を歓迎します!

 先の作業では、竹ほうきの製作をお知らせしていましたが、福井さんの手でほうきが数本できあがりました。参加者全員が年末の掃除に使用するほどの本数はまだです。今回、材料(乾燥した竹の小枝)を確保しましたので、次回には希望者は製作に取り組めます。椎茸のほだ木も台風で倒れたコナラを、山口さんの指導で処理して確保しました。菌の打ち込みは3月の予定です。竹林の掃除作業で台風で倒れた竹を伐り竹材が集まりましたので、地元の方や凧づくりをされるグループへの提供を検討しています。今後も引き続き竹林の地権者の方にお話をして竹林の掃除に力を入れたいと考えております。

 森の中に山田君の力作のトイレを設置していましたが、承諾をいただいている場所を越えてしまい地権者の方に迷惑をかけており、撤収しました。しかし、心配しないで下さい。撤収を決めたその日に、新品の仮設トイレを寄付したいという申し入れが生活環境課にありました。運に見放されていないなという感を強くしています。置く場所を検討して次回の作業で設置したいと考えています。

 今回の通信より、参加者のお名前を使わせていただいておりますが、親しみがもてると同時に仲間内だけの閉鎖された組織のように受け取られるのでは危惧もしています。ご意見をお待ちしています。


 雨天の場合(当日の問い合わせは武藤の携帯まで)は中止しますが、新年会を兼ねての作業にしてはと考えていますので可能な限り実施します。新年会をする場合には、千円の賛助金を供出願えると幸いです。
 
主催者:遊林会 事務担当 武藤
連絡先:八日市市 花と緑の推進室
TEL  0748-24-5658(直通)
携帯 030-72-92344(武藤)

※「遊林会」は、荒廃しているふるさとの森をよみがえらせるために活動を始めたフレキシブルな団体です。事務局を、八日市市役所の花と緑の推進室に置いています。

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