河辺林通信−−−建部北町の森から
’98.12月号

今、建部の森は黄葉のまっ盛りです。

でも、作業の日まで秋を留めることはできないでしょう!
来年の秋のために、今月も何かをしましよう!

 年の瀬で忙しくなってきましたし、時雨れる日も多くなるでしょう。でも、とりあえず、意地でも、今月も作業を計画しました。前回、竹林の掃除に取り組みましたが、引き続いて竹林の掃除とすす払いのほうきや竹ぼうきの材料(孟宗竹でないとだめだとか、乾燥してないとだめだとか、いろいろと意見が出ております。)を確保してはと考えています。椎茸のほだぎも準備したいなと思っています。

 前回、ガールスカウトの子供達が参加していましたが、森の中での探検や作業、森の宝物探しはとても好評で季節季節に森に入っていきたいとリーダーの方から申し入れを受けています。こうして森をみんなで掃除して昔の森を蘇らせようとしていますが、その大きな目的のひとつは自然の中で遊ぶことの少なくなった子供達が自然体験をできる場所づくりだと考えています。ガールスカウトの団員の反応を聞かせてもらって、私たちの取組は間違っていないという思いを強くしています。私たちは私たちの楽しみのために森での作業に精を出しますが、それを喜んでくれる子供たちがいるということは二重に楽しいですね。

 作業の後の昼食と喉を潤す○○○は何よりもの楽しみですが、先日ふと考えたんです。市が計画している「河辺いきものの森」が完成(終わり無き作業で完成は無いというのが正しいのですが)してしまうと、こんな風に○○○を堂々と飲むのは他の利用者の手前問題があるなと思い話題にしてみました。答えは一斉に返って来ました。全く同じ内容で、「利用者の来ないところに食事の場所を移せばよい!」ということでした。○○○をやめようと言う話は一言もなく、飲めない人も勢いに押されたのか反論はありませんでした。松茸山でのすき焼きも里山で遊ぶ代表的なものだとは思うけれども、それまでを、子供達の自然体験の場である「河辺いきものの森」でするのは問題があるでしょう。でも、作業の合間(? ○○○がでれば、これで作業はお終いとも考えられます)の○○○くらいは、施設完成後にも大目に見ていきたいものです。

午後から、県の自然保護課のワークショップが実施されますので、作業は午前中だけとします。

12月12日(土) 午前9時 南の入口集合

雨天の場合(当日の問い合わせは武藤の携帯まで)は、中止します。

主催者:遊林会 事務担当 武藤
  連絡先:八日市市 花と緑の推進室
TEL  0748-24-5658(直通)
携帯 030-72-92344(武藤)

※「遊林会」は、荒廃しているふるさとの森をよみがえらせるために活動を始めたフレキシブルな団体です。事務局を、八日市市役所の花と緑の推進室に置いています。
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