タイトルの「建部の森から」を、「建部北町の森から」に変えたのは、あれは北町が大事に残してきた森だから、建部北町としなくてはと言う声に応えてのことです。そういう思いが受け継がれて来たからこそ残っているわけで、もうすぐふるさと八日市市民の誇りになればと思うのですが、今は建部北町の皆さんの誇りです。
10月10日は、ベテランの技術があらゆる面で伝承される日でした。福井さんと森さんの炭焼きの火起こしに始まり、テーブル作りには竹割りと縄で編む技術が活かされました。蓄えられてきた野良の生活の知恵が、今、消えようとしているなぁと、元気で器用な老人達(失礼!)を前にしていると、改めて感じずにはおれませんでした。今回の作業の参加者は、20代から70代までの老若男女20人余り、世代間の交流の場でもありました。
先日、漸く時間を見つけて炭焼窯(?)を開けに行きました。結果は、軟質の炭で消炭よりは硬いけれど俵で売られている炭よりは柔らかく、着火しやすく余り火持ちのしないバーベキューなどのために売られている感じに近い炭でした。ドラム缶では軟質の炭になるとのことでしたので、成功と考えて良いでしょう。もう少し工夫すべき点がいくつかありましたので、次回はもっと良い炭ができるでしょう。(残念ながら、11月の作業では焼きません。)
11月の作業では、倒木の始末や竹を利用しての道具作りなどと周辺の河辺林を含めた観察会(歩いて見て回ること)を予定しています。当日には、県の自然保護課やガールスカウトの参加が予定されており、作業内容や時間については不規則になる可能性があります。簡単な昼食は用意したいと考えています。
ノコギリやカマなどの道具や軍手はこちらで用意します。次回の作業は、