私たちについてAbout us
人が入らなくなり、暗くなってしまった森を豊かな里山に戻すため、
1998年から「里山保全活動団体 遊林会」として保全活動を始めました。
豊かな自然を楽しみながら自然を大切にする心を育むため、
これからも変わらず森を守り続けていきます。
私たちが目指すもの

昔ならいくらでもあった身近な自然やいきものは時代の流れと共に失われつつあります。同時に自然と触れ合える時間が少なくなってきているのも現状です。森の保全活動に取り組み、子どもから大人まで様々な方がいつでも自然と親しめるように里山づくりを行っています。足元には自然のおもしろさがあちこちに広がっています。身近な自然が笑顔あふれる社会をつくることができると信じて、私たちの使命である「人と自然、人と人をつなげること。そして、自然とのふれあいを通して豊かな心を育む社会をつくること」を目指し活動をつづけていきます。
遊林会の成り立ち
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- 『ふるさといきものの里百選』にも選ばれている愛知川河畔林の河辺いきものの森(旧呼称:建部の森)は、暮らしを支える薪炭林として、また水害から集落を守る防備林として古くから利用されてきました。しかし、時代の変化と共に人の利用がなくなり、自然豊かな森は次第に放棄された林へと姿を変えていきました。開発の波により消失の恐れのあった河畔林を守るため、1998年に民間のボランティア団体『遊林会』として発足し、里山保全活動が始まりました。
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- 当初わずか5人で始まった活動にやがて、多くの仲間が集まるようになり、民間の動きは行政を動かしました。2002年には東近江市(旧八日市市)の公共施設としてネイチャーセンターが建ち、『河辺いきものの森』として蘇りました。その後、市から委託事業を受けることで、常駐のスタッフを雇用し、里山保全活動と平行して環境学習の指導にも取り組んでいます。また、2014年に法人格を取得したことで、さらに行政と協働し、実績を重ねることで代わりのない団体へと成長をしています。