森の歳時記

日々刻々と変化する、森の様子をお伝えします。

〜 2015年10月号 〜







 
 

2015年10月28日(水)
 

 遊林会活動日

 
今日は、こないだの木枯らし一号で倒れてしまったアカシデと思われる木の伐採から始まりました。

 根本からキノコが生えており、枯れていたのですが、堅いのなんの。中程度の馬力のチェーンソーでは文字通り歯が立たなくなるくらいです。

 とても堅い木なので、炭焼き材としても使われていたようです。ので、そのまま炭焼き材に使用と思っています。

 その後は、ベンチを作るために、枯れスギの伐採。
4人がかりで運んでも重たい、とてもよいベンチの材料が取れました。




2015年10月10日(土)
 

遊林会活動日

 
秋晴れの作業日となりました。
観察会は、秋の森の観察というよりも、
秋の森を作る観察会となりました。

作業メニューは?
1.機械刈り部隊
2.ササ刈り部隊
3.水辺部隊
4.林内高枝班
5.食事班

でした。

 
 

高枝処理班。平均身長180cm

1番遠いドングリ広場での作業です。ドングリの子どもを守ります

こちらは、植栽したどんぐりの木を守ります。

渡りをするチョウ、アサギマダラ
いまから南西に旅をするチョウです。
最長距離は2000kmだとか。

水辺班。スギナ(ツクシ)はかなり手強いですよ

本日のお昼。魚がメインとなりました。

観察会は、竹の中に秋を詰める、でした。
お昼の紹介タイム。久しぶりの人も、常連さんも、新人さんも。今日は新人さんが3人もきてくれました!




オープニングも音楽で始まります
2015年10月3、4日(土日)
 

 秋の森
  地球ハートビレッジさんイベント

 
初秋の森で、地球ハートビレッジさんによるイベントがありました。

 二日間の開催のため、天候も心配されましたが、心地良い日射しの中でのイベントとなりました。

 初日はメイン会場となる場所での大型野外彫刻。とっても楽しそうなゲートができました。
 二日目は、森を歩いて自然観察をしながら、音楽をみんなで演奏したり、みんなで大きなキャンバスに絵を描いたり。

 大人も子どもも、楽しいイベントになりました。

 

林冠トレイルでの演奏。音楽はホタブロさん

水辺の林では、みんなのねさん

子どもたちも打楽器を持って参加です

こちらはハミングハートさん。知らず知らずに踊りが始まります

 今回は、”自然とふれあいながら、子どもと大人で創る、美術と音楽体験のワークショップ”
というイベントでした。

  この森では、自然の中での活動を通して、自然と自分との関係性を作り、
そして豊かな心を育む、という大きなねらいがあります。

 その中で大切にしている一つに、”心が動いているか”というものがあります。
森のスタッフ達は、自然のなかの活動を通して、”心が動いているか”を一つの指針として
活動プログラムを作っています。

 そして、今回は美術に音楽というジャンルで、森林体験とはまた違う活動なのですが、
”心が動く”という点に関しては同じです。

、そして、音楽や美術を自然の中での活動と組み合わせることで、また違った心の動きがあるのだなぁ、と実感しました。

 また、こういったイベントをぜひしてみたいとい思います。

二日目のお絵かき。みんなで一つの作品を。

みんなで創った素敵な作品です



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