森の歳時記

日々刻々と変化する、森の様子をお伝えします。

〜 2011年2月号 〜



   2011年2月23日(水)

 遊林会活動日 

 まだまだしっかりとした冷え込みのなか、遊林会活動日です。

本日のメイン作業は萌芽更新のための伐採作業です。
ノコギリ、ナタ、チェーンソー、チルホール、ワイヤ、ロープ、高枝切り、とび口、テコなどを使っての作業となります。

 一日で4本の木を伐採伐採して、玉切り、枝きりまですることができました。
 

▲ 午前休憩。今日は甘酒が出ました
▲ チェーンソーの手入れ。分解→掃除→研ぎ。毎回必要な作業です。




 2011年2月19日(土)

大人のための
  カトラリーづくり 


 大人のためのカトラリー講座の第2回目がありました。
風が吹くとまだまだ冬の気温ですが、空の色や日向は春の気配が感じられました。

 まずは恒例の森歩きから。シイタケのほだ木、ウメ、ヒレンジャクの群れ、野ウサギの糞やフキノトウをみて歩きました。

 

▲ 春みつけにいきました。ウメの花が、一輪二輪、咲いていました
みなさん、真剣そのものです
 今回の材料は山のサクラ。
枯れて心材だけになっているサクラを伐りだして、割って材料としています。
立ったまま何年も乾燥しているので、かなり堅いです。

 前回は全ての人の写真が撮れなかったので、今回はしっかりと撮影しました。みなさんの力作をご覧ください。

 




▲ 朝一の観察会。フキノトウが、本当にちょっとだけ、顔を出しはじめました。こういった春を告げるものを見つけると、ちょっとだけ、ほっこりできます。

 2011年2月12日(土)

 遊林会活動日 


 第二土曜、遊林会活動です。
雨も雪も上手に避けてくれて、2月の活動日としては季候のよい中での活動となりました。 

 朝はいつもの観察会。
春の兆しのフキノトウを見てから、越冬している虫、ノウサギのフン、スギヒノキの話しなど、森を軽く一周しました。

 さて、本日の作業メニューは?
1.竹林整備
2.チッパー&道整備
3.竹ゲリラ
4.ササ機械刈り
5.料理

 でした。

▲チッパー班。今回の獲物はクヌギの枝です

▲ 竹ゲリラ。ブッシュの中での作業となります

▲ 竹林班。竹を根元から丁寧に伐ります

▲ 作業の前、自分がどのコースにいくのか、名札をかけます

▲ ササ刈り班。この分隊は梅の木救出班でもありました。

▲ 調理班。料理長のもと、おでん作成です

▲ お昼の時間。みんなの語りが入ります。

▲ 本日のお昼。おでんをメインに、切り干し大根などヘルシーメニューです
新人さんも、久々の方もしゃべってもらいます。オチもいりますよ!

▲ 午後からの仕事終わりの延長戦。会長と焼き鳥名人とスタッフと

▲ 午後からの伐採班。時間がかかりましたが、上手に倒すことができました



2011年2月3日(水)

 木ままくらぶ 


 冬の伐採作業は続きます。

 そして、今回は動画です!森のカメラではなく、スタッフの私物のカメラにて撮影しました。

 ご覧ください!
  場所はドングリの林です。

 毎木調査の結果、このあたりにはクヌギの木が多いことがわかっています。
 
 高齢木では萌芽しないと(切株から新芽がでること)されていますが、これまでの結果を踏まえると、クヌギでは8割の確立で萌芽が見込めるので、現在のところ、捕植は考えていません。

 さて、今から来年が楽しみです。



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