森の歳時記

日々刻々と変化する、森の様子をお伝えします。

〜 2008年11月号 〜



2008年11月29日(土)

 大人講座

 今日は、午前中森の創作リース、午後からは秋の森、里山散策と、1日大人講座の森でした。

 創作リースは、一般的なリースと違い、自然素材をふんだんに使った、素朴な、けれど味のあるリースです。材料を集めるのが、しんどい作業ですが、頑張った甲斐あり、とてもステキなリースがたくさんできました。

 秋の森里山散策は、スタッフの話を聞きながら、秋の森をのんびりと歩きます。この季節ですから、目玉は紅葉。
 
 普通、秋のモミジは、横から見ることが多いのですが、今回はモミジの下を歩いていきます。黄色、赤、青空と、グラデーションのかかる見上げモミジはなかなかのものがありました。

▲森の創作リース

▲モミジの林、黄色に染まる、真下を歩きます

▲リース完成です!




▲ 
秋の青空と煙のコントラスト

 2008年11月26日(水)

 遊林会活動日

 雨上がりの森、遊林会活動日です。

 今日の活動は、ひたすら竹にまつわる作業です。
来年の子どもたちの工作材料に、良い材を選んで切ります。ちなみに、
テングス病退治も兼ねてます。

 その後、枝葉を払うのですが、工作用なので、子どもたちが手を切らないよう、ナタを使わず、ノコギリで丁寧に落としていきます。

 そして、今年から、リニューアルされた竹置き場、子どもが材料を取りやすいように、と長さを揃えました。

 そして、いつもながらの美味しいご飯。
これだけの質、食べに行くと、どれだけ取られるかわかりません!

昼からは、手作り屋根の竹の補強、新しい構造設定、工房櫻のリース制作、などなど。

▲ 手作り屋根、いよいよver3、です。お楽しみに〜
▲ 竹枝払い。久々に、元スタッフのオタケぽん登場

▲ 工房櫻、そろそろリースの季節です

▲ 竹材置き場。どんどん、綺麗に・機能的になっていきます




 
 2008年11月22日(土)

 
秋の終わり・冬の訪れ

 ここ最近の冷え込みで、森の紅葉は進んでおります。
しかし、今年の紅葉は少し中途半端でしょうか?茶色の木が目立ちます。

 さてさて、冬の森といえば、たき火に焼き芋に薪ストーブ、です。
ということで、スタッフが屋根に登って、薪ストーブの掃除をしました。

 まだ火は入っていませんが、寒くなれば毎日火が入ります。
揺らめく炎を、是非見に来て下さい。

 



 2008年11月11日(火)

 
秋の森の利用

 これぞまさに秋晴れ!というなか、近くの小学校2クラスが森にきました。
今日はみんながとても楽しみにしていた、竹筒炊飯と、バームクーヘン。

 森の竹・炭を使って、美味しく焼き上げていくのですが…

 炭は暑い!けれど、暑さに負けていては、美味しいご飯もバームクーヘンもできません。みんな顔を赤くしながらの作業となりました。

 さて、お味の方はいかがでしたか?

▲ 
河辺の森産の金色バームクーヘンです

こちらバームクーヘン

炭火の焦げ目を確認しております

こちら竹筒炊飯

沸騰ぐつぐつを指で確認しております


▲ 完成と食事!自分で作ったものは、やっぱり美味しい!




▲ 
ミソナオシの種によるかわべぇのパッチアート。

 2008年11月8日(土)

 遊林会活動日

 昼間から吐く息の白い、木枯らし1号?の吹く中、遊林会活動日です。
小雨交じりのためか、少し人数少なめ、それでも午前中は約40人の人があつまりました。

 観察会は、森のタネタネシリーズ。この時期に見られる、ありとあらゆる種を集めた約50種!風やら動物やら、飛び道具をいかにして使うか。植物たちの知恵はさすがです。その後、リュウノウギクなど見て回りました。

 今日の作業メニューは雨の日メニュー

1.竹林伐採
2.どんぐり大作戦
3.炭つめ
4.食事

でした。

▲ 炭詰め部隊。指先がまっくろくろすけになります。

▲ 遊林飯。メインは出汁が命!おでんです。その他、釜焚き炊き込み、
高野豆腐煮・はやとうり漬け物・カラフル大根サラダ・葉っぱの炊いたの・ホウレンソウの炒め物・柿、でした。
←森の狼煙

竹林整備班、ササの葉を燃やす、の図です
知らない人が見れば、びっくりすること請け合い、です
ドングリ作戦→

ナラガシワとコナラの苗を育てます
愛情とやさしさたっぷり、です

▲ お昼の時間。強者達の時間です。


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