森の歳時記

日々刻々と変化する、森の様子をお伝えします。

〜 2008年4月号 〜



 2008年4月23日(水)

 遊林会活動日

 さて、新緑の遊林会活動日です。活動をするには最高の季節ですが、新緑も捨てがたい!しかも桜が満開とくれば、観察会をしないわけにはいかないでしょう!

 そして、森をまわってほっこりした後は、キッチリ仕事。このあたりが、遊林会の凄みです。
では、今回の作業、カブトムシのベッド直しの様子を順番にご覧ください。

▲ということで、観察会。
モミジの林、最高にやわらかい緑の下で。

左・行程1
まずは、支えとする杭の調達をします。買ってくるのではなく、森にあるものをリユーズします 

右行程2
調達してきた杭を支柱にします。そしてその支柱を軸に、組み立てていきます
 左・行程3
 前回の活動日で伐っておいた竹をどんどん差し込んでいきます
上・行程4
 雨が溜まらないように、上は節止めしています。ので、最終調整そします
▲遊林会、ビフォア・アフターです。季節のうつろいと、どうぞ。
仕事しい(標準語?しっかり・きっちり働く人の意)は男性だけではありません。
女性陣も負けず劣らずの逸品。

 
本日のお品書き

1.春の筍ごはん、山椒を添えて
2.筑前煮
3.筍の木の芽和え
4.とりたての新鮮サラダ
5.麻婆豆腐
6.おつけもの2種
7.お味噌汁

休憩のおやつは、香りが自慢のヨモギ団子でした。


今回の遊林会の強者達。

かなりしっかりしたカブトムシのベッドができました。

さすが、ですね。




▲ 林冠トレイル。木の上に登れます。

 2
008年4月15日(火)

 春の森・淡路景観

 毎年恒例、淡路景観学校さんが研修にこられました。

淡路景観学校さんが来られると、春だなぁ、と思います。

 設園当初に森の調査をしていただいた梅原さんと遊林会会長の武藤との夢の案内?です。

 

▲ 春の森、広場です。

▲ 草原広場にて。日本の原風景であるはずの草原。



  2008年4月12日

 遊林会活動日

 春のポカポカ陽気、活動日和の遊林会です。そんな陽気に誘われてか、ちびっ子から大学生、久しぶりの人まで50人以上の人が集まりました!

 今回の観察会は、春の森を巡るツアーです。新人ウグイスカズラから、スミレにタンポポ、イチリンソウ、ヤマザクラなどなど。

 本日の作業メニューは?

1.竹材切り
2.細竹・ササ竹退治
3.竹炭セット作り
4.竹材割り
5.昼食準備

 でした。
 

▲ 炭焼き用、竹材割り。何度も言いますが、モウソウチクは、硬い硬い。

▲ タンポポの観察。タンポポの花びらは、100枚以上あるって、知ってましたか?

▲ 竹材切り斑。一度に切りすぎないように、場所を異動しての作業となりました。

京都大学生による森の調査。森の中で見かけてもアヤシイ人ではないので、ご注意下さい?


竹炭キット作成斑
ちびっ子&女性中心。
リーダーがキッチリ統制してました!


これはお昼からの活動日スペシャル。知る人ぞ知る、モリモリ@エキスプレスです。大学生や高校生がエンジンです。

本日の遊林会食事。カレーが抜けていますが…
メインは春の山の恵み達!
しいたけ、タラの芽、ヨモギ、ツバキにヤブカンゾウなどなど

これはおまけ、ウマノオバチ。
なが〜いしっぽが自慢です。
 ▲ 細竹ゲリラ斑。いままで手のつけられたことのない?と思うくらいの竹林を森に戻していきます。これは思っているよりも、大変!
▲ 本日の遊林会カレー。なんせ、50人分ですから。
大人数だからこそ、できる技?

▲ 左のカレーをじっくりと、秘伝(!)の味を足しつつ、薪でゆっくり焚いていきます。
▲お昼のおしゃべりコーナー
なんせ人がたくさん来ると、賑やかです。去る人、来る人、新人さん、久しぶりに来た人、などなど。



 
▲ のこぎりもお手の物です
 2008年4月3、5日

 春の森で遊ぼう 後半戦

 さて、春の森イベント、後半戦は

3 森のげいじゅつか!
4. 森となかよしになろう!


です。
森の芸術家は、森の素材で自分たちのすきなモノを作り、なかよしになろうは、春の森で走ったり、さわったり、みつけたり、と。

 それぞれ春らしい天候に恵まれ、楽しい春の1日が過ごせました。

▲ バーゲンセールの様相

▲ 小さな春みつけの旅

▲ しっぽ取り大作戦
▲ ドキドキの中身当て!
▲ 芸術家による春の森のいきものたち



 ▲前の月 | 森の歳時記Top | 次の月▼

| Home |