森の歳時記

日々刻々と変化する、森の様子をお伝えします。

〜 2006年7月号 〜



 
 2006年7月26日(水)


 
遊林会活動日

 半ドン、平日遊林会です。からりと晴れ。
キノコ博士によるキノコ観察会から入りました。
今年はキノコがよく出ているようです。

 その後、作業はドングリの林で下草刈りです。
遠いのでなかなか手を入れられない場所だったのですが、今回、かなり集中的にタラノキ・ウルシ・アカメガシワ・センダン・などなどを伐っていきました。

 お昼ごはんもいつも通りの豪華品数。
外に食べにいったらいくらするのやら。

 昼からは、恒例の映画鑑賞。
暑い一日で、汗びっしょりになる活動日でした。

 

▲キノコ博士による、キノコ観察会

▲ ドングリ林、ナタ・ノコ・カマでずんずん進みます。
蜂の巣に遭遇することなんと3回!!
改めて自然のすごさを思い知らされました。

▲ 昼食班。
平日活動日とはいえ、昼食班はいつも通りに大変です。
薪を使って大鍋3つも使います。

▲ 食事班その2
こちらは炭を使ってのシシトウ焼き。
保全活動で発生した薪も炭も活躍します。


▲ そして、本日のお昼。
そうめん、酢豚、キュウリの酢の物、ナスのしぐれ煮、シイタケ甘煮、シシトウ焼き、味噌汁、ごはん、サツマイモ揚げ…
そうめんの薬味もお手間入りでした。




▲ 一番下の池から
泥の中にはいろんな生き物がいます。
 2006年7月22日(土)

 夏休み☆水辺の探検隊

 いよいよ夏休みが始まりました!
夏休みしょっぱな、近くの小学校が水辺の探検隊にやってきました。

 一年のうち、今日だけが、水辺で何をつかまえても良い日なのですが、つかまえたものは、しっかり調べます。

 オニヤンマ・ハグロ・コオニ・ギンヤンマのヤゴ、ミズカマキリ、カゲロウの幼虫、マツモムシ、カワニナ、イモリ、等々、時間は短かったのですが、色々な生き物を見つけることが出来ました。

▲ 少し下流の、浅い砂利の所
今回、初めて子どもの二枚貝が発見されました。

▲ 持って帰って、生き物調査です。
インターン生にも手伝ってもらいます。



 2006年7月13日(木)

  夏の森・第1弾

 蒸し暑い日が続く中、ヤブカンゾウ、アキノタムラソウ、オトギリソウ、ヒヨドリバナなどが咲き始めました。

 トンボの種類も増えてきていますし、セミ(ニイニイゼミ、ヒグラシ)や、夜の虫たちも鳴きはじめています。

 雨が降れば、キノコがにょきにょきと出てきます。

 ムシムシしますが、雨上がりの森は、清々しくて、オススメです。

▲ アキノタムラソウ
夏から秋にかけて、森の明るい場所で見ることの出来る植物です。

▲ 道に落ちていた、メジロの巣。
ゴルフボールよりもちょっと大きいぐらいの巣です。コケを回りに巻いて、カモフラージュしています。シュロの繊維がお気に入りのようです。

▲ ヤブカンゾウ
今の時期、森のあちらこちらでみることが出来ます。
数年前より、ずいぶんと花が増えました。




 ▲ 竹林班。今回は、カマをもって、小さな竹や草を中心にかっていきました。  
 2006年7月8日(土)

  9周年記念遊林会活動日

 遊林会、9周年目の記念活動日です。
それにしても暑い!泳げそうなくらいの湿度のなか、ネムノキ、ミソナオシなどの観察会からはじまります。

 本日の作業メニューは?

1. 竹林整備班
2. セイタカ・クズゲリラ班
3. ササの機械刈り班
4. 食事班

 
です。

▲ 機械刈り班。今回はなんと5台も出動です。
ササを中心に刈っていきます。

▲ 手抜き部隊。この時期はちょっと油断すると、クズに覆われてしまうので、大変です。

▲ 男のお試し料理班です。今回は焼き鳥中心。来月は、いよいよ本番か?

▲ 食事風景オオトラ達に混じって新人さんが奮闘しました。
▲ おなじみ新人さんお昼の紹介。学生さん二人、ご夫婦一組でした。暑かったでしょ?
 午前中だけの作業とはいえ、この暑さでは体が持ちません。お昼は、炊き込みご飯、男の焼き鳥とキュウリと豚肉炒め物、なすとニシンの煮物などなど。

 お昼の自己紹介9周年記念を兼ねて、たくさんの人にしゃべってもらいます。

 そして午後は疲れたので早く帰る人、まだまだ飲む人、寝る人、ビデオ(allways3丁目の夕日)を見る人など、のんびりと過ごしました。
 

▲ 昼過ぎ、遊林会別働隊?遊林会の将来についてなど、かなりアツい議論が交わされます。



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