森の歳時記

日々刻々と変化する、森の様子をお伝えします。

〜 2004年月6月号 〜



 
 2004年6月23日(水)

 
週日活動日

 
台風一過、風のない蒸し風呂状態のなか、茨城から新人さんの参加がありました。

 まずは野鳥観察小屋に倒れ込んだ木の観察から。

今日の作業は
1. 台風でやられたタケ伐採
2. 屋外トイレ付近のタケの機械刈り
3. 食事班

でした。

▲ 焼き鳥名人、包丁もナタもお手のものです。

▲ 台風で倒れたアオダモ。全長22mでした。根っこが浅かったのが、びっくりです。

▲ ソロプチミストのお手伝い

▲ 水曜活動日はいつもこんな感じ、です。

 お昼はお酢三昧。お寿司に、髭仙人差し入れのアジの南蛮漬けなどなど。

 そして今回も暑い中、昼からも作業をしてしまいました。台風でなぎ倒されたタケを切り、竹林はずいぶんすっきりした姿になりました。また、屋外トイレ付近も細かいタケの退治はほとんどすんだようです。

 今回は新人さんが若い女性だったこともあって?にぎやかな作業日になりました。





▲ 雑草退治。この班はタケも退治しました。
 
 2004年6月17〜19日

 
森の保全活動特集

 毎年、この時期に近隣の愛知中学の作業体験と湖東信用金庫さんのボランティア活動があります。

 今年はなにしろ暑い!その暑い中、草抜きから竹林の整備常緑樹伐採などなど、遊林会メンバー(名人そろい踏み)の指導のもと、それぞれ活動しました。

また、愛知中からは物品の寄付、湖東信用さんからは活動費の寄付をいただきました。


▲ 湖東信用さんの保全活動

▲ こちらは竹林整備です


▲ 伐る、伐る、伐る。常緑、竹、里山の保全は伐ることから? 



 2004年6月15日(火)

 
造林公社 ボランティア

 
今日は造林公社の方々が、草刈り機持参で森に来てくれました。
 毎年この時期に来てもらい、ケヤキの林の草を刈ってもらっています。
 暑い中、午前も午後も活動、ご苦労様でした。ケヤキの林がすっきりしました。来年も当てにしていますので、よろしくお願いしますね。

 
▲暑い中、ご苦労様でした▼

▲こんな感じになります。



  2004年6月12日(土)

 遊林会活動日

 最近は雨知らずの遊林会活動日。
台風一過、50人の人が集まりました。

 今日の作業メニューは?

1.竹林の間伐
2.セイタカ・クズ退治
3.ケヤキの林・機械刈り
4.駅前広場・竹ゲリラ
5.昼食班


でした。


▲ まずは自然観察会
布団屋のデビュー戦です。オオバギボウシ・イチヤクソウなどなどを見て回りました。

▲ 草は抜いても手を抜くな!手抜き退治班
しばらくはセイタカ・クズとの戦いがありそうです。
作業中にツチアケビを発見。この森では新発見です。

▲ 草は刈っても木を刈るな!機械班
こちらも夏にむけ、伸び放題の雑草を刈って、実生を救います。タケ・キク科の植物などをなぎ払って行きます。
遊林会では、竹を退治する=お昼ご飯はタケノコつくし、という公式があります。タケノコ、まだまだあります!ということは、来月は?
タケノコつくし、食事班 ▼
去年あまりタケノコが出なかったぶん、今年は太い・細いを問わず、タケノコが元気イッパイです。青年部長、大忙しです
▼ まだまだ続く、竹林管理
▲食事時間。焼き鳥名人得意の?移動攻撃です  
新人さんの紹介です→



 2004年6月5日(土)

 
本日は駅前広場の活動日がある一方、森では彦根の子ども会が近江鉄道、河辺の森駅を使っての利用がありました。
 彦根の子ども会はクイズラリー、ネイチャーゲーム、工作とフルコースの一日でした。

 広場のワークショップ、今回は作業です。
 まずは叩いて柔らかく伸ばした竹を杭に沿って組んでいきます。調べてみると「しがら」、という工法らしいです。
その後、斜面の土を砕き、肥料と混ぜ合わせていきます。

 集まった人数が少なかったのですが、朝の9時から昼の3時まで、みっちり作業しました。

 今日は本当によく頑張りました。
次回のワークショップはいよいよ何を植えるかの相談に入ります。
 

▲ 彦根の子ども会

▲ 肥料と土とを混ぜます

▲ まずは伸ばした竹を組んでいきます

▲ 肥料を混ぜ終えた、苦労の結晶です




▲ ホタルブクロ。紫色の個体もあるようです
 2004年6月2日(水)

 
初夏の森特集 その2

 
なかなか紹介できませんが、初夏の森を紹介します。

 まずはキショウブ。明治時代頃の帰化植物といわれていますが、この森では去年と比べて明らかに多くなりました。
見頃は後少しです。お早めに。
 

 そしていまから見頃を迎えるのが、ホタルブクロイチヤクソウ。今は真っ白のホタルブクロが森の入口で迎えてくれます。
 ホタルブクロは森のなかでも目立つのですが、こちらイチヤクソウは、森の暗い所がお好き。うす暗い森のなかで、白色の花が霞むように、ひっそり咲いています。
 

▲ イチヤクソウ。ひっそり、可憐に

▲ 見頃は後少し。水辺のキショウブ



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