森の歳時記

日々刻々と変化する、森の様子をお伝えします。

〜 2007年6月号 〜




 竹林管理。
生の竹・そして細い竹を選んで伐っていきます。
秋の竹材用に太いものは残していきます。

 
 
 2007年6月27日

 遊林会活動日


 梅雨のまっさかり、汗だく遊林会となりした。
今日は竹がメイン。タケノコが竹になる前に、適切な数に間引いてやります。その他、薪割り別動隊も。

 竹林管理の方法はいろいろありますが、タケノコのお化け=竹の赤ちゃんくらいの次期に蹴り倒すのが一番効率のよい竹林整備の秘訣です。

 今年は少し遅かったのか、竹が既に硬くなっており、ファイヤーサークルまで運んで、燃やすことになりました。

 
▲ お昼の食事。夏バージョンになりました。
そうめん、肉じゃが、ポテトサラダ、キャベツの酢の物、大根の煮物、ニシンとナスの煮物、キュウリの浅漬け等々。
▲ 食事の時間。
今日は夏らしくおそうめんでした。そうめんも付け合わせが素敵・ビールが美味しい遊林会ご飯です。

▲ お料理班。
ニシンとナスの煮物です。この組み合わせはなんともいえない、絶妙さです。

▲ 竹林管理。
駐車場から入って左手に見えるエリアです。
細くもの・病気のものが多かったです。




 007年6月23日

 湖東信用金庫・里山保全ボランティア


 
毎年恒例、湖東信用金庫さんの里山ボランティアです。

 環境保全活動も色々ありますが、実際に木を伐ったり、草を抜いたりというような積極的なボランティア活動は珍しいのです。木を植えるという植林ボランティアはよくありますが、より積極的な環境保全活動です。

 しかも、今回は90人以上の参加と、いつもながらの寄付金も頂きました!協力金はコンサートに使わせて頂きます。

 

▲ 今年はいつもより多めの90人以上です!
▲ 常緑樹伐採班。
結構というかかなり大きな木を切り出しました。
▲ 竹林整備班
大凧祭りで伐った竹を整理していただきました

▲ 草抜き班
育っているドングリの子供のために、他の草を抜きます
 

▲ 機械刈り班
草刈り機持参で来ていただきました!




▲遊林会出張講座
一度森で体験しているので、みんな手慣れたものです。

 2007年6月21日


 木ままクラブ・延命公園出張部隊


 久しぶりのナラ枯れ対策、今回は森の外へ出張です。今回のミッションは旧八日市市が指定した保護樹木のコナラ(推定年齢130歳、幹周り4m!)の保護です。

 ナラ枯れを引き起こすカシノナガキクイムシは大木を好み、木の根元に集中して攻撃するとのことなので、木の根元から4mくらいの高さまでシートを張ります。

 シートでの方法は以前里山七彩で来ていただいた小林先生オススメの方法です。

 市役所を通じて事前に広報を出したので、新聞社さんや東近江のスマイルネットさんなどが来てくれました。

その他ナラ枯れの質問等、詳細は河辺いきものの森までご連絡ください。
▲ これが作業前写真
▲ これが作業後。クリックで大きくなります




 2007年6月9日


 遊林会活動日


 晴れたり、大雨が降ってみたりと天候がくるくる変化する中、6月の活動日です。いつもの観察会は水辺とレッドデータとダルマガエルでした。

 本日の作業メニューは?
1.竹林整備
2.細竹ゲリラ
3.セイタカ&クズ退治
4.枯損木伐採
5.昼食準備

です。
別動隊で炭窯修繕班も。


▲ 
観察会。トノサマガエルとダルマガエルの違いを見てもらいました。

▲ 新人紹介コーナー。
いつもはお昼ですが…文化公園ボランティア団体関係者さんです。

▲ セイタカ&クズ退治班。
入り口付近ではセイタカはほとんどなくなりました。

▲ お昼の調達部隊。
これはフキ煮用。水辺から取ってきました。

▲ 枯損木伐採班。
久しぶりにチェーンソーの音が響きました。

▲ 竹林整備、精鋭班。
仕事しぃが集まりました。軽トラはもちろんのこと、最後は草刈り機まで出動しました。

▲ レクチャールームの保育園
お昼からは雷雨降り。ということで、みんなでお掃除ながら遊びました。


▲ 別動隊、炭釜修繕班。
お昼からは人手も増え、話ももりあがりながらの作業でした。
 
 午前の作業が終わるか、というばっちりのタイミングで雨が降り始め、最後は土砂降りになりました。ということで、今月のお昼からはアマヨロコビとなりました。

 本日のお昼は豆ご飯、新ジャガ味噌汁、筑前煮、フキ煮、天ぷら各種、地鶏(大西産)卵サラダ等々。




▲ これは先月の木ままクラブ。
竹柵に使う杭を作っている所です。
買わずに作ってしまうところが遊林会です。

 

 2007年6月初旬


 初夏の森


 テイカカズラの匂いでいっぱいな、初夏の森です。
雨上がりや、夜の森など、ふとした時に薫ります。


 森は木ままクラブ、初夏の白い花、やまのこなど、環境学習等で大忙しです。

 その他、森でダルマガエルが見つかりました。環境省の基準では絶滅危惧II類(上から3番目)です。
 本州に生息するカエルで、レッドデータブックに載っているのは、この一種だけとなります。つまり、本州で一番危ないカエル。
 滋賀県では絶滅危惧増大種(上から2番目)となります。

▲ こちら、森守堂で櫻の工作。

▲オニノヤガラ、今年も出ました

▲ これが大凧跡です。
既に立派な柵が出来ています

▲ 森の利用
これは新任先生の研修の一コマ。



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