〜 春の森 俳句集 〜

そこそこに タチツボスミレ こんにちわ
ビシャコウ カオリタタオス 仏花
ドングリを みつけたとこに シュンラン
すみれ草 あっちもこっちも 咲いている
春の光 キクザキイチゲ 楽しそう
森の中 マイナスイオンで いやされる
むらさきの 匂うがごとき タチツボスミレ
まぶしさに ナカジの顔 ほころぶ春の森
キクザキの 観察会に イチリンソウ
さりげなく キクに負けずと 咲くイチゲ
河辺には モグラが安住 いいところ
木漏れ日に キクザキイチゲ 咲く河辺
ふきのとう 天ぷら浮かぶ いやしんぼ
昼までは ボクと一緒だ 寝ているね
カブトムシ まだ目覚めぬ 床の中
春蘭の 花に見とれる 遊林会
ピピピピピ ポポポポポ はるのうた
春の花 一輪そっと 恥ずかしげ
ポカポカと 春の陽気に 鳥唄う
あたたかい 春の陽差しで 森林浴
落ち葉踏み かくれた花を 見てうれし
草の中 私も見てと スミレ咲く
春蘭の 優しく咲いて 春うらら
飲み過ぎた 今日は一変 森林活動
せせらぎの 川面にうつす ふきのとう
春の花 信号機を つくれるよー
マニアだね かがんでのぞく 花の中
ひさしぶり 朝日まぶしく ふきのとう
春蘭を 愛でてうれしい 河辺の春
踏まないで どっこい私も 生きている
朝露に 首重たげな 春の花
アラカシや 春風誘う 落ち葉かな
この森で ジジババなんて 呼ばせない
春をまち 朝露ぬれて イチリンソウ
うららかな 春の陽差しに ゆったりと 心安らぐ キクザキイチゲ
我が庭の 菊咲一華も春蘭も 今日来て会に その名しりたり

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